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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
特別話
『IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜』コラボ話
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〜スウェンside〜

俺は勝負が終わり、ピットに引き上げた後はISを解除して壁にもたれかかっていた。

無茶な機動をしたせいで体がやけに痛む。

この分では骨は折れてはいないだろうがひびくらいは入っているだろう。

筋肉も痛めてしまった。

そう自分の体のことを分析していると教師織斑がピットに入ってきていた。


「体は大丈夫か?明らかに無茶だと分かる機動をしていたが?」

「…大丈夫です教師織斑、問題ありません」


俺は気付かれてはいるだろうが教師織斑には問題ないと言う。

教師織斑は何かを言おうとしたがそれを飲み込んで「そうか」とだけ答えた。


「では今から応接室に移動する。付いてこい」

「分かった」


そして応接室に移動していると教師織斑から話しかけられる。


「カルバヤン、長岡についてどう思う?」

「どう思うとは?」


俺がそう聞き返すと教師織斑は少し考え、そして俺に告げる。


「別の世界から来たお前に長岡はどう映るのか気になってな」


その言葉に少し俺も考える。

あの長岡という女子をどう思うか。

ふむ…。


「掴み所のない奴ですね。そして何かを隠しているように見える」

「………そうか。すまんな変な話をして。さあ応接室に着いた。長岡が来るまでここで待っていてくれ」

「分かった」


そうやって俺が応接室に入って20分くらいたっただろうか?

長岡という女子が扉を開けて入ってきた。


「ゴメンね〜、一夏達の相手に手間取っちゃって遅れちゃった」


そう言って長岡という女子は向かい側のソファーに腰かける。


「教師織斑はどうした?」

「ん?織斑先生?ああ、席を外してもらったよ。今から束と通信を繋ぐんだけど色々と聞かれたりすると面倒だと思ってね」


そう言うが早いか空中にディスプレイとキーボードが出現し、長岡という女子がそのキーボードをものすごい速さで打っていた。

そして暫くするとノイズが出ている画面に変わった。


「じゃあ今から繋ぐよ?」

「ああ」


最後に長岡という女子がenterのボタンを押すと兎の耳が画面に見えた後、見慣れた姿が画面に映し出される。


『にぱ〜♪束さんなのですよ〜♪』

「梨花の物真似乙」

『おぉ〜♪レイきゅんではないか〜♪I Love you!』

「はいはい、それよりも彼が別の世界から来たらしいスウェンくんだよ」


俺は話についていけずに少し硬直していたが紹介された為、俺も名乗る。


「スウェン・カル・バヤンだ」

『へぇ〜?君が異世界人ねえ?まあレイきゅんの頼みでもあったから
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