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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
剣閃烈火
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も使うけど。」
「そうか。ならよい。先ほど得た剣も・・・」
「このチャッカマンを!」
「ふざけるな!!!」

マスターはポケットの中からチャッカマンを取り出す。
私は前にそれを使うところを見たことがあるが・・・

「なるほど、そういうことですか。」

ならばあの枝は・・・確かにマスターには相性のいい武器になる。

「ええい!もういい!さっさと始めろ!」
「は、はい。では、始め!」

審判の合図とともに、クズどもはマスターを取り囲み、各々の剣を抜く。
そして、マスターの持つ枝からは・・・水が出てきて、マスターの周りを漂い始める。

マスターの持っていたのは、水樹の枝。
そして、マスターのギフトを使えば・・・

「発射!」

相手の持つ剣を、同時に全て弾くことも可能だ。

「な、」
「まず五人。」

そして、マスターはがら空きにあったところに水の弾を撃ち込み、気絶させる。
音から、一切、骨を折っていないようだ。
私なら、腕の一本ぐらいは切り落とすが、マスターは優しいですね。

「さて、まだやるかい?」

マスターが残っているクズどもに言うと、そいつらは新たな剣を取り出す。
今のを見てもなお、勝てると思っているのだろうか?

「全員、かま」
「えられるかな?」

マスターはチャッカマンの火をつけ、それを槍の形に、大量に作る。
同じだけの水の槍も出来ており・・・

「一声掃射!」

それを一気に放った。
容赦なく、剣すら構えさせません。

「これで・・・残り一人か。」

土煙が晴れると、立っているのはマスターとクズどものリーダーの二人だけ。
クズのほうは吹くは土まみれで、息も上がり、元いた位置からはかなり離れているが、マスターは対照的に服は綺麗で息も整い、元いた位置から一切離れていない。
分かりやすく、マスターの強さが現れています。

「さあ、まだやる?」
「・・・ああ。俺は、貴殿との一騎打ちを申し込みたい。」

なんだか口調が変わっているのだが・・・先ほどまでのことを覚えているのだろうか?

「無論、このようなことが出来る立場ではないことは重々承知。しかし「いいよ。」これほどの実力者にって、え?」

クズは驚いた顔でマスターを見る。

「どうせ結果は変わらないし、たまにはこういうのもいいしね。さっさと構えなよ。」

マスターは倉庫の中からなんでもない、ただの日本刀を取り出し、鞘から抜く。

「・・・感謝する。」

そして、クズも新たな一振りを取り出し、構える。

「じゃあ、いくぞ!」

マスターは日本刀を手に持ち、そのまま駆ける。

「ふん!」

クズはタイミングを合わせて剣を振るうが、それは日本刀に受け止められ
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