暁 〜小説投稿サイト〜
古の鉄の巨人を駆る他世界への介入者
教師
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キョウスケのバックがモゾモゾと動き始めた。キョウスケは不審に思いながらもバックのファスナーを開けると…

『ぷはぁ!苦しかった〜』
「…おい、何でお前がいる、ブロンデー」

バックから顔を出したのは黄色い身体に赤い頬っぺた、先端が黒い耳に黄色い尻尾を持つ実に可愛らしい子だった。顔を出したのはキョウスケのある意味もう一人のパートナーといえるかもしれないねずみポケモンのピカチュウだった。以前に訪れたポケモンの世界でキョウスケに極度に懐いてしまったので仕方が無く神界に連れて帰ったポケモン。それからはキョウスケのペットのような扱いを受けている。

『だってキョウスケが面白そうな世界にいくからついていこうと思ってさ、ずっと荷物に潜り込んでたんだ』
「はぁ、お前という奴は…今更神界に戻す訳にはいかんし…しょうがないな」
『やったぁ!』

ブロンデーは笑いながらキョウスケの肩に飛び乗った。キョウスケは困ったような顔をするが笑っているようにも見えた。そのまま外に出て職員室でブロンデーを部屋に置く了承を貰い、再び部屋に戻った。その際に千冬は居なかったがブロンデーを見たらさぞかし驚くだろう。
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