暁 〜小説投稿サイト〜
ロボティックス・ワールド-Robots of underground facilities-
5.原子炉フロア
エレベーターまでの道のり

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螺旋階段を下りきって進む
ここからエレベーターまでははっきり言って近い
一直線だし

あまり来たこともないのになんで知っているかというと、もう見えてるからだ、遠くに

「…にしても本当に巨大な原子炉だな」
『この施設のすべての電気をまかなってるわけだからね』
「地上から電気を引っ張ってないんだっけ」
『うん、全部この施設内にあるその原子炉で』
「逆にこれが壊れたらどうしようもないな」
『それもちゃんと考えていて、電気が来なくなったら修理できるように自動で地上に連絡がいくようにシステムが作られてるみたい』

でも地上とここを繋いでるエレベーター、動かなくね?
っと思ったが、俺は言わなかった

何故なら、制御フロアに向かうエレベーター、その近くの陰からあのロボットが出てきたからだ

「また出てきたな」
『あぁ』

奴は銃もブレードも装備していた
腕は二本だから一つずつしか装備してないが

「これ、不意打ち以外できなく…

リモスト、早いよ、撃つの
もうちょっとなんかこう、作戦考えたりしようよ

『お、当たった!!、でーなんだっけ?』
「もうなんか、いいや…」

あいつ全部倒してるし、俺の見せ場どこいった

でも二体で行っても倒せなかったと思う
奴はリモストの撃った弾を撃ち落とすほどAIが凄かった

気づかれてから撃っていたらブレードの方で弾を守って、銃の方で俺達を撃っていたはずだ
つまり気づかれずに、不意打ちじゃないと倒せない

って説明しようとしてたんだけど…、先にそれをされちゃったし

まあいいや、おかげでエレベーターまで無事に着いたし

「それじゃあ制御フロアに行きますか!」
『やっとだね!』

そして、俺はエレベーターのボタンを押した
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