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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
現実は時に厳しい
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いない…今更
行動を起こしたところで解決もあったもんじゃないしな

「何でそんなの聞いてきたんだ?」

「今大気圏中に管理局が来ているのだけど…どう話すか迷っていたの」

「話す?起こったことそのまま話せば良いじゃねぇか」

「それだと貴方がアリシアを蘇生させたこと、ロストロギア以上の
存在認定とか色々話をしなくてはならないのよ」

なんだそれ…ロストロギア認定って俺生きてるんですけど

「生けるロストロギアって訳ですね!」

「お前何でそんな上機嫌なの?面白がってない?楽しんでるの?」

「そんな滅相もない!」

「しかもまた心読んだよね?何?マジで読心術極めてんの?

「いえ?ちょっと予想してみただけですが?」

「予想で言ったの!?マジでたち悪いこの使い魔!」

「リニスその辺にしときなさい…(もう少し心を抉る言い方をしないと効果が薄いわよ?」

「悪人大発見!!恐怖!俺は聞いた!聞こえてしまったぁ!」

「あら、どうしたの?そんな騒いで、何かあったの?」

「しらばっくれやがった!」

「さて、用事も終わりましたし、お暇しましょうか?」

「急に唐突だな!」

「それじゃ、また会いましょう?」

「えぇ、ホントにありがとう」

「何普通に流してんの!?さっきの呟きも忘れるとか思ってんの?」

「えぇ、家族仲良く暮らすわ」

「そうですね、二度と幸せを無くさないようしっかりと」

「噛み合わない会話!!一人空気なこの感じ!」

「ではまた〜」

「失礼するわ」

バタン……













「………蒼也達もこんな気持ちなのかな?次からは少し自重しよ…」

数分、一人寂しく玄関に立ち尽くしていたユウジだった…





「ただいm……何やってんの?」

「いや、別に……」

ホント世の中何が起こるか分からないもんだね…
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