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託される選択
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「多重契約はできないとはどうい「ルルーシュっ!」ほわわぁあ」

ルルーシュはC.C.に疑問を投げ掛けようとするがC.C.の抱擁によって止められ素っ頓狂な声をあげた。

「会いたかった、ルルーシュ大好きだ」

こちらを見上げるC.C.は瞳を潤わせ熱を帯びた視線をルルーシュに浴びせた

(なんだ?しばらく見ない間に随分と泣き虫になったようだな。…おかしい俺の共犯者がこんなに可愛いはずがないっ!)

「C.C.?お前キャラ間違えて登場したようだな。仕切り直してやるからもう一回登場し直せ」

そういって引っ付くC.C.を離そうとするがC.C.はイヤイヤと首を振り一向に離れない。

「そんなことない。私は間違えたりなどしておらん。私はルルーシュが大好きなんだ。愛してる」

――――チュッ――――

C.C.はルルーシュの頬に口づけをする。

(えっ?C.C.カワイ過ぎなんですけど。は?ちょっと待ってヤバイヤバイヤバイっ!!)

突然の出来事に思考を取り乱すルルーシュ。

男鹿・スザク「「「え?確かに美男美女で絵になりますけど、これラブコメ展開に向かっていってるよ。そんな要素いらないからねっ!ヒルダもなんか言ってやれ!」」」
「ズルいです!ヒルダも抱きつきたいです」むぎゅ

スザク・男鹿「「「ヒルダァァアアア!!お前も乗ってどうするんだ!!お前はベル坊一筋なんだろっ!原作準拠はどうしたんだよっ!」」」

「たわけ。ルルーシュ様が原作にいたらきっと夫婦仲に発展しておたはずだっ!ポッ//」

両手を頬に当て妄想するヒルダ。

男鹿・スザク(((ヤバイっ!!もう軌道修正は無理だ。再起動っ!!)))


―――――――――――

「多重契約はできないとはどういうことだ?」

ルルーシュはC.C.に疑問を投げ掛ける。

「お前と私は既に契約を結んでいるだろう。ほら、このように…」

――――チュッ――――
C.C.はルルーシュの傍にいき、彼の頬に口づけを落とした。

「なっ!?お前はいきなりなんてことをするんだ」

ルルーシュはリンゴのように顔を真っ赤に染めた。

スザク・男鹿(((落ち着け。まだラブコメに走っていない。be cool)))

「つまり、私との契約が先にあるので、そこの女が抱いている乳飲み子とは契約できない。まあ、蝿王紋が発現するとしたら枢木スザクかそこの茶髪の男だな」

C.C.が言い終えるやいなや、男鹿とスザクが同時に声を上げた。

男鹿・スザク「「なんか、発現したんだけどっ!!」」

「ほう、これが蝿王紋なのか?」

「紋様からして、そのようですね。しかし、二人同時に契約するとはさすが坊っちゃま」

差し出された部位には確かに蝿王紋
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