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夜の影
第十四章
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なくて何より?」
「そうです」
 役はまた言うのだった。
「おわかりになられないのでしたら」
「随分と意地の悪い御言葉と見受けられますが」
「それは確かに」
 役もそのことは認める。まだ階段を昇っている。
「ですがこの言葉です。敵を欺くには」
「まず味方からですか」
「そうです。頂上に辿り着いたら申し上げますので」
 こう言いながらまだ階段を昇っていくのだった。

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