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(仮称)真剣で転生者に恋しなさい!
第2話
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曜日。


「おそいなー」
『まぁ、フユとジュンも用事とかいろいろあるからな』
「………」


 ユキが私の腕にしがみつきながら直江を睨んでいた。


『(そう言えば、仲の良いグループに仲間になる事を断られたんだっけ。あれって風間ファミリーの事だったのか)』
「………(汗)」
『ユキ、許してやれよ。直江も悪気があったわけじゃないんだからさ』
「うん………でも今はまだ無理…かな」
『…………だ、そうだ。我慢してくれ、直江」
「いや、実際俺が悪いんだから仕方がない。あと、俺の事は大和で良い」
「それよりも私と戦ってくれないか?」
『断らせて貰おう。重爺と両親に高校入学まで私闘を禁じられてるからな。それに、私は戦いが好きじゃない』
「そうか。わかった」


 あれ? 結構物分りがいいんだな。


『……っと、来たみたいだ』
「すいません、少し遅れてしまいました」
「悪い用事があったんだ」
「なら許す!」
『どうせジュンは。『あ〜あの赤ん坊かぁわいぃーハァハァ』とか言ってたんだろ?』
「そこまで変態じゃねぇよ!?」
『「えぇ〜?」』
「見事なコンビネーションですねぇあんたたち!!」


 それほどでもない。


「初めまして葵 冬馬です」
「俺はいn『変態』違う!!」


 私の言葉に即座にツッコミを入れるジュン。


『ナイスツッコミだね』
「お前と居るとツッコミの技量が上がっていくよ! 望んでないのにねぇ!!」
『いや〜それほどでも』
「褒めてませんからね!?」


 定番と成りつつあるマイペースな掛け合いで進める私達にポカーンとなっている風間ファミリーの一同。


「あー、井上 準だ。よろしく」
『「フツー」』
「普通サイコー……」


 普通すぎる挨拶に私とユキで文句を言うとorzの体制になった


『敦賀 迷彩だ。よろしく頼む?』
「何で疑問形!?」


 なんとなくだよ、なんとなく。


「榊原 小雪だよ、よろしくねー」
「椎 名京、将来はメイの奥さん」
『違うからな?』
「そーだ! メイのお嫁さんになるのは僕だよ!」


 どっちでもないよ。


『とまあ。こんな面子だ』
「面白いなお前ら! やっぱファミリーに入れ!!」
「私は構いません、メイに任せます」
「俺は若についてくぜ」
「メイに任せるよー」
『自分で決めろよお前ら………』


 そうボヤキながら、ハァと溜め息をつく。


 ま、入ってもいいかな? ゲンやカズも入ってるみたいだし。カズに至っては入るのを期待して目をキラキラさせてるし。


『よろしく頼むよ』
「よっしゃぁ!」
「よろしくねツル兄!」
「よろ
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