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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
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「ちなみに丸が世界を示していて、波線がそれを隔てる壁になってる。あと、見た目は風車みたいになってるでしょ?これは意味があって『風を纏いて主を守護せよ』って意味があるんだ。よーく見ると風車に見えなくもないでしょ?」
 アーシアは自分の右手の紋章を左手で摩りながら確認する。確かに風車の羽に見えなくもない。
「じゃあ、とりあえず自己紹介から始めようか。改めて僕の名前はライト・エナフールって言うんだ。君たちの名前は?」
「わ、私の名前はアーシアで、あなたが言う通り導かれし者です。あとこの名前は本当の名前ではなく、思い出せずに咄嗟につけた名前です・・・レイエルさんお願いします」
「私っ!!?・・・私の名前はレイエル。アーシアちゃんと会ったきっかけは、海岸で倒れている所を見つけたのがきっかけです。最後モルク」
「ボクの名前はモルクで見ての通りマイナンだよ。アーシアとのきっかけは、レイエルがボクの家にむ・・・連れてきたのがきっかけだよ」
 三人はそれぞれ自己紹介。アーシアは少し恥ずかしがりながら自己紹介したが、最後の方で声が小さくなったがその他は普通だった。
 レイエルはアーシアとは逆にポンポンと話し、至って普通の自己紹介だった。
 一方モルクは敬語無しのタメ口で話した。最後になにか言いたかったらしいが、強烈な視線を感じために言えずに変に切れて終わった。

 そして、ウォータークーラーから人数分の水をライトとレイエルが用意して紙コップに入れてテーブルの上に置くと、改まった顔をしてライトは語り始めたのだった・・・・・。
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