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中二病が主人公になったら?
第3話
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てしまった。
それと同時に、ガラスが崩れるような音と共にこの幻術世界が崩壊し、
元の世界に戻ってしまった。

「ど、ドリームタイムが終わってしまった・・・orz」

しかし、ガッカリしている暇はない。
雲隠れの男が起きあg「と思っていたのか?」・・・って来なかった。
どうやら、あの黒い忍者の1斬りで十分だったらしい。
という訳で、意外な形で終わってしまったが、とりあえず一息。


あれから少し休憩して息を整え終えたので、
ナルトはヒナタを抱えて木の葉の里へ向かうことにした。
満身創痍でありながらもそうする理由は、
敵方の増援が来ないとも限らないからである。
今、原作には詳しく載っていない部分を生きているので、
不確定要素しかないこの場面ではそうするのが最善だと考えたのである。

ナルトはすっくと立ち上がり、
地面に寝転がっているヒナタを左腕で抱えて走り出した。


しばらく走り続けていると、こちらに白い目をした者が向かってきているのが見えた。
白目の男に声をかけられる。

「君は・・・」
「オレの名前は、うずまきナルト。
たった今、日向ヒナタの救出を無事終えました。」
「(こんな小さな子に助けられるとは・・・。)
私は日向家当主、日向ヒアシだ。
この度は私の娘を助けてくれてありがとう。」
「いや〜、散歩してたら偶然見かけただけなんで別に。
(いや、ホントは知ってたしww)」
「こんな小さな子がこんな時間に散歩するのか?」

・・・・・・。
しばし二人の間に沈黙が流れる。

「い、いや〜ホントのこと言うと、この同盟はどこか怪しい感じがしたので
ちょっと探ってみたらこんな感じに(汗)」
「・・・フム。」
「まあ、日向家の人が絶対来ると予想していたので、
オレでも一応時間稼ぎくらいなら何とか出来ると思いまして。
そ、それより、提案ですけど攫おうとした雲隠れの忍は殺さないほうがいいと思いますよ?
恐らく殺しちゃうと雷影が難癖つけてきて木の葉と戦争になるかもしれませんから。」
「なるほど。
わかった、一先ずそやつを火影様に突き出すことにする。
その後については他の者と要相談することにする。
・・・ところで君、見たところ満身創痍のようだが、大丈夫かね?」
「いや、大丈夫じゃないっす。
正直、立っているのもキツいので、図々しくて申し訳ないんですけど
木の葉病院まで連れて行って貰えませんか?」
「それぐらい容易い御用だ。
こちらには助けて貰った恩があるからな。」
「ホントすみませんm(_ _)m」

こうして、ナルトはヒアシに抱えられ、病院に運ばれていったのであった。
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