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MS Operative Theory
MS開発史
水陸両用MS@
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付け焼き刃的なMSでは、過酷な水中で十全な性能を引き出すのは難しい。

 やはり、公国軍は水圏の環境をよくわかっていなかったようだ。だが、公国のMS開発メーカーは水中用ザクで得られたデータを機に、水中戦のみならず地上戦にも対応した「真の水陸両用MS」を生み出していくこととなる。





補足事項

??通常のMSは水中で戦えるのか??

 MSは本来、宇宙用の兵器であり、充分な堅牢性と機密性を保持している。しかし、水中で必要になる耐圧構造や水密構造を採用しているわけではないので、もとから水中戦に対応しているわけではなかった。

 RX?-78-?2ガンダムのような全領域対応MSが限定的ながら水中戦能力をもっていたが、MS-?06J陸戦用ザクUはどの地上戦用MSでは機密・水圧性は高くなく、大半の機体が極短時間の水中船にしか対応できなかった。なお、時代が下ったU.C.0150年代にはほとんどのMSが、長時間の水中行動が可能となっている。

??水中用MA、公国軍以外の水陸両用MS??

 一年戦争後、連邦軍は戦力回復のため、鹵獲した公国製MSを各地に配備した。この中には水陸両用MSも含まれており、その重要性に築いた連邦軍は水中用ザクを近代化して配備したほか、総合性能向上型のRMS-192M(ザク・マリナー)を開発している。

 また、ネオ・ジオン(アクシズ)も地球侵攻用にMSM?03C(ハイゴック)の発展型とも言われるAMX-109(カプール)を開発。U.C.0153のザンスカール戦争では、ベスパも可変型のZMT-D15M(ガルグイユ)や宇宙用MAを転用したZMT-A31S(ドッゴーラ)を開発、投入している。ドッゴーラ以前にも、公国軍のMAM-07(グラブロ)のような水中専用MAは存在した。

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