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BALDR SKY
10顔合わせとこれからの予定
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ャトリヤだが、多数のサイコミュ兵器と大火力な武装や複雑な武装を一機で保有するシュミクラムの操縦は難易度が高く、特別な制御プログラムと、特殊訓練、膨大な演算能力に数学的知識や、空間認識能力が必要だ。当然、これはレインに施している。演算能力はレインの体内にある大量のナノマシンによって、容量を増大させている。ブレインチップもナノマシンとの融合により、大容量化しているので特別な制御プログラムも問題無い。そう、実際にサイコフレームを作ってシュミクラムに搭載したのだ。バンシィ達に使っている擬似サイコフレームではなく、意思を力に変える本物のサイコフレームだ。ただ、改造してナノマシンなどで使えるようにしているが。言ってしまえばAIを自身の意思で塗りつぶして操作を可能にする接続者(コネクター)と同じ様な事も出来る可能性がある。この辺は意志力次第なので知らない。

「お兄様」

「お帰り」

気分が良さそうなレインにさっそく完成したクシャトリヤを送る。

「私も甘え……」

「先に訓練だ。完成したんだから使ってもらわないとな。レインが使いこなせるまで、旅行とかいけないんだから」

「はい……」

「エセルドレーダ、相手をしてやれ」

「イエス、マスター」

それから、レインにシュミクラム戦闘……クシャトリヤの使い方を徹底的に教え込んだ。だが、それでもまともに使えるようになるのは2年の歳月が必要だった。
 そして、8歳になった時、俺はエセルドレーダとレインを連れて、大戦終結後、反統合の残存勢力や戦犯が押し込められたSAS(東南アジア州)に行く事になった。もちろん、引率に母さんがついてくる。フェンリルの部隊も居るので、その動向を調べてカティア・グットマンとフランツィスカ・グットマンを助ける。ついでに大戦における統合側の非公式部隊WALRUS(ウォルラス)を殲滅する。こいつらは同一体や電脳移植体、電脳症クローン、電子体クローンなど数多くの非人道・非合法実験を行っているような奴らだ。同一体と電子体クローンの技術が有れば電脳症で発狂する事も無く、生き残れるので、俺には必要だ。それに、今の俺ならばバルドルマシンへの回廊だって侵入できる。何故なら、俺は真と同じ脳波パターンが仮想空間を生み出しているAIのそれに近いため、ネットワークのセキュリティや亜季(ウィザード)やアークのプロテクトやセキュリティも俺の前には意味をなさない。つまり、侵入し放題だ。まあ、今の年代だと現実でやってるんだろうがな。そっちはエセルドレーダのお仕事だ。それと、特殊な便利機械も開発したので楽しみにしておくといい。ああ、あと目的はあった。リーナ・エイプルトンことアップルを手に入れる事。ついでにケイの姉も助けられるなら助けようと思う。







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