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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
学園祭スタート!一夏大忙し!!
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お前はどうすんだ………ジュラング?」
「取り合えず、美食會から離反します。そして………篠ノ之 束を捕えます………!!」
「ならIGOに来いよ」

一夏の言葉にジュラングは驚愕した。今まで敵であった自分に仲間になれといっているのだ。しかも先程自分の目を抉り取った相手にだ。

「で、でも…私は………」

一夏は黙ってジュラングを抱き寄せた。全身血を流しながらも、力が入りにくい腕に力を込めて優しく抱き寄せた。右手を右目から離してジュラングを抱きしめた。

「お前は俺なんだろ………?なら俺は俺といるべきだろうが………。そして………俺と一緒に生きよう…なぁ俺…よ……」
「!!!!………はい………」

ジュラングは目から大粒の涙を流し一夏を抱きしめ返した。ずっと願っていた兄、自分の暖かさ、それが今自分の腕の中にある。自分を愛してくれる自分がいる、自分を必要としてくれる自分がいる。それが堪らなく嬉しかった。

そして本部から漸く到着した優奈が見たのは学園中に散乱しているGTロボの残骸とアリーナで手を握り締めながら安らか寝息を立てているジュラングとそんな(じぶん)の頭を撫でている一夏だった。
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