暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣ing
40限目 守りたい人、場所、もの
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「ハァハァ、ゴホッゴホッ」

火の海状態の文月学園の校舎に明久は一生懸命走っていた。文月学園に仕掛けられた3つの爆弾を見つけるために

「次の爆発まで後6分。急いで見つけないと」

とはいうものの文月学園の校舎は広く探すのは大変であり、ましてはどの爆弾がい爆発するか分からないこの状況では、下手したら死ぬ可能性も十分考えられた。その事は十分明久も分かっていた。だがそんな事は明久には関係なかった

「にしても大きいな、これだと探すのも骨が折れるぞ」

そして明久は探しながら廊下にあった瓦礫を端によせて万が一の事も考えて壁によせて厚くして補強しながら探し回っていた。



「明久君、大丈夫でしょうか?」
「大丈夫だろ、今は明久を信じるしかない」
「でも、万が一ですよ?もし明久君が・・・」
「明やんなら大丈夫だぜよ」

いきなり土御門は姫路たちの会話に割り込んできた

「あんたは?」
「オレか?おれは土御門といって明やんの仲間ぜよ」
「何で明久君はあんな無茶するんですか?」
「お!あんたが姫路かい?」
「え?は、はい」
「いつも明やんから聞いてるぜ」
「え?」
「明やんは大切な人を守るために学園都市(ここ)に来たっていってたぜよ」
「明久君が?そんな事・・・」

改めて知る明久の本当の気持ち。それは今も昔も変わらないものだった

「だから今は明やんを信じて待つのが一番ぜよ!」
(待ってるぜ、明やん)

一方明久は、二つ目の爆弾を探していたが、多用しているせいでダメージが蓄積させれいた

「クソッ、ハァハァ。時間がないのに。こんなところで、ハァハァ、休んでるわけにはいかない」

するとたま校舎の崩落が始まった。しかし明久の補強のおかげでそこまで崩落はなかった。

「時間がないんだ、もう一つまで後4分なのに」

Prrrrr

「話は聞きました。ようやく私たちの出番ですね、とミサカは絶妙のタイミングで登場します」
「ミサカ妹!何で?」
「ミサカネットワークをなめないでくださいと、ミサカはドヤ顔をします」
「どもどうするの?」
「あなたの召喚獣とミサカネットワークを同調させて電波探知します、とミサカは自慢げに答えます」

さすが学園都市開発のミサカネットワークである。そしてミサカ妹は明久の召喚獣と同調した

「見つけました、とミサカは答えます」
「ありがと、で、どこ?」
「ここから前方10m進んでその後右に曲がったところです」
「ありがと、行ってみるよ」

そして明久はミサカ妹の言う通り行きもうひとつ見つけた。だが爆弾はもう一つ残っている。

「もう一つは?」
「まってください、今探してます、とミサカは探します」

そしてミサカ妹は探し出した。

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