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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第131話 裏切り
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・・・鎖の少女(チェーンガール)を潰す作戦を聞いたのはいいが、ここからどうしたらいいんだ?私が腕組をして考えていると、

ナ「おしっ!燃えてきたぞっ!俺が7人まとめてぶっ潰してやらーーーーーっ!!」

マ「ちょ、ちょっとナツゥ!?」

ナツが1人でギルドを出て行ってしまった。

グ「あいつ、ちゃんと作戦聞いてねぇだろっ!?」

ユ「耳悪〜!」

ル「そこじゃないでしょっ!」

全く、あいつという奴は・・・

エ「仕方無い。私達も行くぞ。」

ル&ウェ&ト「ひぇぇぇぇぇ〜〜〜。」

シャ「ほら、あんたたちも行くのよっ!」

リョ「スグルバたちも急げっ!」

ス「あ、あぁ。」

ハ「ナツ〜!待ってよ〜!」

私達も、ナツを追ってコロールの森を目指して走り出した。

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しばらく走っていると、遠くの方で走っているナツが見えた。

ハ「ナ〜〜〜ツゥ〜〜〜〜〜!」

ハッピーの声が聞こえたのかようやくナツは止まった。私達も何とかナツに追い着く事が出来た。

ナ「お前等遅いじゃねぇか。」

フ「お前が速すぎるんだよ・・・」

ショ「ちゃんと作戦聞いてろよ・・・」

全く・・・

マ「あっ!コロールの森だっ!」

マヤが指差した方を見る。うっそうと緑に生い茂った背の高い木々が遠くまで続いている。

ウェ「この森のどこかに、『ブラックテンプラネット』が・・・」

鎖の少女(チェーンガール)の奴等は、『ブラックテンプラネット』を狙っている。何としてでも、それだけは阻止せねば・・・!そう思ったその時、前方から強力な魔力を感じた。この距離からだと、真っ先に直撃するのはルーシィだっ!

エ「ルーシィ、避けろっ!」

ル「えっ?」

リョ「ルーシィッ!!」

ル「キャアアアッ!!」

リョウがルーシィを抱き抱えるようにその場から避ける。ボチャッとルーシィの真上に落ちてきたのは緑色をした液状のゼリー(?)のようなものだった。それが地に落ちると、落ちたところが焼け焦げた。

ル「ひぃぃぃっ!」

リョ「ギ、ギリギリセーフ・・・」

ウェ「ルーシィさん、リョウさん、大丈夫ですかぁっ!?」

幸い、リョウが気づいてくれたのでルーシィには何も害はなかった。ショールが焼け焦げた跡を触って、

ショ「緑色でゼリー状の液体、触れたものを焼き尽くす・・・バーン・リクウィッドだな。」

ト「バーン・リクウィッド?」

グ「何だそりゃ?」

リョ「焼魔法の1種だ。」


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