第三十一話 オーベルシュタイン、お前は頼りになる奴だ
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えば奴に笑われただろう。オーベルシュタインが執務室を出て行く。奴がアンネローゼの事を質問してきたのは俺がアンネローゼに夢中だとでも思ったのかな、それともどの程度の覚悟が有るのか試そうとしたのか……。まさかとは思うが俺の事を心配したのかな。まさかな……、考え過ぎだな……。
アンネローゼ、悪く思うな。皆が生き残るのに必死なんだ。お前にもゲームに参加してもらう。フリードリヒ四世とグリンメルスハウゼン老人が考えたこの碌でもないゲームにな。生き残れたらお前を大事にするよ、必ずな。だから、生き残れ……。
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