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BALDR SKY
06レインちゃん登場! の前準備
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には……怖い怖い鬼械神が存在した。大きさ自体はシュミクラムの同じくらいか。

「サポート、頼めるか?」

「お任せ下さい、マスター。今回のお散歩の目的は構造体へ攻撃し、研究データの奪取とお小遣いを貰う事、ユニコーンの実践テストです。その為には構造体の最新部にあるコアへ到達する事です」

直ぐに情報が送られてくる。敵のPMC位置が把握されている。優秀だ。そして、リベル・レギスの手に黄金の弓が召喚された。そして、矢として十字架型の金色の剣を召喚し、番えた。

「先ずは邪魔者を排除致します」

上空に向かって放たれた矢は無数に分裂して構造体を突き進む。送られてきた敵のPMCの機体はほぼ全てがロックされているようで、矢はホーミングミサイルのような誘導弾として飛んで行く。着弾と同時に金色の光が辺りを飲み込んで破壊する。ボロボロになったが、耐え抜いたシュミクラムは微かだ。

「エセルドレーダ、よくやった」

「はいっ!」

「じゃあ、瀕死の連中に通達して。有り金ごと身ぐるみを置いていけば命は助けてやるって」

「イエス、マイマスター」

母さんに渡されたダミー口座に入金をした奴らを確認し、支払った奴らは放置する。それ以外の敵を殺していく。それから、内部に侵入して守っているPMCやフリーランスの傭兵を潰していく簡単なお仕事だった。敵の構造体だから、平気でビーム・マグナムも使えるし、俺に合わせて動いてくれるエセルドレーダの存在がかなり助かった。エセルドレーダは優秀だったし、常に俺の背後を守ってくれたのだ。っと、こんな感じでここ数日仕事をこなしている。







ヘイゼル







 さて、約束の場所についたな。高級な酒場に入り、連れの名前を言って通してもらう。案内されたラウンジには勲が酒を飲みながら待っていた。

「待たせたか?」

「いや、今丁度来た所だ」

「そうか」

こいつは中途半端な事が嫌いだからな厳格で偏屈な性格をしているから事実だろう。今は威厳と威圧感を感じないがな。

「好きに注文してくれていい。ここは私の奢りだ」

「そうか」

ウィスキーとつまみを注文する。その後、勲が頼んだやつを適当につまむ。少し世間話をしていると、注文の品が運ばれてきた。

「それで、どうなのだ?」

盗聴防止装置を発動して問いかける。特殊部隊に居た時の癖だが、今も特殊部隊と対して変わらないから重宝している。ちなみに流れている会話はデートのように感じる男女の会話だ。他人が入ってきにくい会話にはこれが一番いい。世間話の間にデータを収集して、会話は自動生成だ。

「問題無い。これがミッド・スパイアの居住権だ」

アーコロジー(環境建築都市)計画の最たる一つであり、清
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