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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
危機!一夏VS銀の福音
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温へと高めた。もう形振りは構ってなれない。短時間の奥義、覇炎の脚部限定開放。幾ら箒を肩に背負っているといえどこの熱に長時間は耐えられない。長短時間で決めるしかない。

(ブレイク)!!」

一夏の右足が銀の福音の頭部を捉え、福音は仰け反るように一回転する。一夏は回転している福音の背中、肩を連続的に蹴りつけた。

背中(バーン)!!(クラッシュ)!!」」

福音は武道のような構えを取ってから一夏に殴りかかる。が、一夏は覇炎を纏った右足を向かってくる拳にぶつけて攻撃を相殺する。そして相殺時に生まれる隙を突き、首、太もも、胸部を豪熱の装甲を溶かしながら蹴りつけた。

(コロナ)!!太腿(アトミック!)!!(ブレイズ)!!」

そして一夏は身体を大きく回転させながら、同時に頭、胸、肩に蹴りを連続的に決めた。

「ブレイズショット!!」

相手を焼き殺す獄炎の脚、ブレイズショット。相手の全てを焼き尽くし、肉を融かし、骨を燃やす。一夏が嫌う炎覇龍の使った技の一つ。これには福音も答えたのか海へと没した。

「はぁはぁ・・・炎が織り成す極上の蹴り、お代わりは自由だぜ。福音・・・」

一夏は足の覇炎を解除して海面にたった。全身で息をしている、拘束具がある中で覇炎を使用するというのは自分が酷く消耗するのを承知しての事だった。拘束具がなくても覇炎は危険な炎。それだけ切羽詰っていたという事だ。

「さて・・戻るか・・・」

戦闘を終わらせ、福音を回収して戻ろうとした時、海から何かが飛び出した。一夏をそれを見た時、酷い脱力感に襲われた。飛び出してきたのは福音だった。一夏のお代わりという言葉に釣られて来たかのようだった。一夏は自分でいった言葉を怨めしく思った。そして、福音の姿は大きく変っていた。第二次移行(セカンドシフト)によって変化していたのだ。

「おいおい・・・マジかよ・・・」

一夏は絶望にも似た声を上げた。何故なら目の前を覆い尽くす程のエネルギー弾が迫っているのだから。しかも先程より数が多く、自在に形を変え、相手を囲い込むように迫ってきている。

「ははっ・・・こりゃキツイわ・・・」

一夏は諦めたように呟いた。もう駄目だと、がその時に頭に過ったのは自分の初恋の人、優奈だった。

「(優奈姉・・・もう一度、キスしたかったな・・・。もう会えないのか・・・?ふざけるなよ・・・)」

一夏は自分の思った諦めるという思いに怒りを感じた。

「(ふざけるなよ!!俺は優奈姉に本当の思いさえも伝えてないじゃねぇか!!こんな所で終わってたまるか!!こんな所で、俺はぁぁ・・・)死んでたまるかぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!!」

その時、自分の中で何かが弾けるような音がした。同時に全方向の情
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