暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第54話 入学準備もトラブル続き 後編
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ト!! 不味い事になった!!」

「なっ!?」

 突然私の部屋のドアが開き、ビターシャルが入って来ました。彼にやましい気持ちがあったので、物凄く驚いてしまいました。

「な なんですか? 突然人の部屋に……」

「悪いがそんな事を気にしている場合じゃない!! オルレアン公が死んだ!!」

「へっ!?」

「毒殺だ。犯人は貴族派のバカ共で間違いない。そしてオルレアン公の死を知ったジョゼフ王子は……」

 そこまで言い掛けて、ビターシャルは身を震わせます。私もようやく事態がのみ込めて来ました。

「周りへの被害は?」

「そうだな。先ずは……」

 ビターシャルから語られる被害に、私は顔を顰めます。どうやら原作ほど状況は酷く無い様ですが、そんな事は気休めにしかなりません。ジョゼフ王子に依頼され、心神喪失薬も渡したようです。

 報告が遅れに遅れたのは、オルレアン公の死が未だに極秘とされているからです。後に聞いてみましたが、この時点でマギ商会や情報部は、この事実を掴んで居ませんでした。

「こちらでも何か手が打てないかやってみます。ビターシャルは、引き続きジョゼフ王子に張り付いてください」

「分かった」

 頷くと、ビターシャルが私の部屋から出て行きます。私は対策を打つ為に、ファビオの所へ向かいました。しかしそんな悠長な事をしている場合でない事を、二週間後に思い知らされたのです。

 ……水の精霊の訪問によって。

「重なりし者よ。我が指輪が奪われた。とりか……」

「何さらしとんのじゃ!! このうっかり精霊!!」

 あっと言う間に意識を刈り取られましたよ。世の中理不尽です。
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