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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 
マジカル☆ウィッチルフェイちゃんアイスフェスティバルの準備をする
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 授業がなくなり、皆さんは氷像作りに精を出しています。もちろん、私も一緒です。一部で知識を総動員して改造した術式で氷像を作りました。でも、それは求めていた物では断じてありません!

「駄目です、駄目です。こんなのじゃ恥ずかしくて出せません!」

 取りあえず、叩き壊してやります。駄作は必要ありません。

「いい出来だったのに勿体無い……」

「何か?」

「いえ、何でもありません!」

 仕方無いです。纏めて形成するとどうしても違和感が出てしまいます。何か周りにヒントは……ブロックの氷を作って重ね合わせ、禁止エリアに入らないように先生方がフェンスを作っています。

「成程、纏めずにパーツ毎に作りましょう。前はプラモデルとか好きだったので覚えていますし……そうなると、先ずは設計図の作成からですね。錬金術教室を借りましょう」

 私は錬金術教室に転移しました。

「先生、場所をお借りします」

「ああ、いいぞ」

「くっ、2人っきりだったのに……」

「製図を書きたいのでここしかないのです」

 広げた紙に覚えている限りのパーツを書き出します。集中して1時間で大量のパーツを作り上げました。ここから製造に入ります。

「お前、これを作る気か?」

「そうですが、何か?」

「格好良いわ! 私も欲しい!」

「いいですね、どうせなら2体作りましょう。乗れるようにしてあげますよ」

「本当っ!!」

「ええ、任せてください、ユウカナリア先生」

「ふふ、いっぱい協力してあげるわ。こっちに倉庫があるからそこで作りましょう。いいわよね?」

「ああ、好きにしろ」

 フルカネルリ先生の許可を貰えたので、倉庫に向かいました。そこは充分の広さが有ります。

「高純度、高密度の氷で作成します。増幅術式や形成術式を描きますね」

「ほい、触媒はこれね。これならすぐ書けるから」

「ありがとうございます」

 自分の興味が引かれる事なら、ユウカナリア先生はサポートが非常に上手いです。それ以外は全然ですが。取りあえず、もらった触媒を使って倉庫中に立体術式を描きました。これで問題ありません。

「1パーツに込める魔力量はかなり使いますから、先ずは回復薬の準備ですね」

「アンタが作ったのなら、大量に保管されてるわ。そこの端っこに山積みされている箱の中身がそうよ。好きに使いなさい」

 自分でもどれだけ作ったのかわかりません。売りに出す予定だったのですが、使っちゃいましょう。

「分かりました、ありがとうございます。これで準備は問題ありませんね」

「じゃあ、作るわよ〜」

「はい!」

 1パーツにつき、魔力100万くらい使って形
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