第十話 熱血!ぶっ飛ばせなまけ玉!
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バッドエンド王国
「く・・・ジライヤ・・・」
ジョーカーが黒い球を見つめながら以前恥をかかせた闘破の事を思っていた。
「いかにジライヤとはいえ・・・このパワーアップした怠け玉に耐えられますかね?」
そう宣言し力を増幅させた怠け玉を持ち闘破の元へ向かうのだった。
第十話 熱血!ぶっ飛ばせなまけ玉!
お好み焼きあかねにて・・・
「「ふん!!」」
何やら闘破とあかねが背を向けあって怒っているようである。
その理由はおやつの時である。
「闘破!ウチのプリン食べたやろ!!」
「て!あかねだって俺のヨーグルト食べたじゃないか!」
「むうう%&‘()%&$#&’()(‘&%$」
と言った感じに喧嘩になってしまったのだ。
尚、みゆき達がご馳走になるべく遊びに来ていたのだが闘破とあかねの喧嘩に気まずくなってしまう。
そんなこんなで夕飯の買い物に向かう闘破と何故かついてくるあかね達。
「闘破!ウチの前を歩くな!」
「なに!?」
両者の喧嘩にみゆき達は・・・
「ねぇ〜二人とも喧嘩なんてやめてよ・・・」
「しかも原因はプリンとヨーグルトまるで兄妹喧嘩みたい・・・」
「兄弟喧嘩は犬も食わないって言うけど」
「・・・やよいさんそれは夫婦喧嘩です」
と言った感じにやり取りが続くと・・・
「!?」
闘破が立ち止まり凄まじい気配を感じ取った。
「とまれ!!」
「「「「「!?」」」」」
闘破の突然の言葉に足を止めるみゆき達。すると空が曇り始めた。
「あれは・・・」
嫌な予感がするその時だった。
一つの玉が闘破の元へ舞い降りるとそれに気づいたあかね。
「あれは!まさか!闘破!危ない!!!」
「!?」
闘破を突き飛ばして何かの玉に囚われてしまうあかね。突然の奇襲にみゆき達が仰天すると玉は宙に浮いていたジョーカーの元へ納まった。
「あかね!・・・貴様ジョーカー!!」
「これはこれは・・・またキュアサニーを捕えたようですね・・・」
飄々と答えるジョーカー。
「貴様!あかねをどうするつもりだ!!」
「まぁまぁ・・・本当はあなたを捕えるつもりでしたが・・・怠け玉の中でまた悩みや苦しみの無い世界に行くだけですよ♪もっとも効果は前よりも格段に上がってますがね♪」
以前あかねから聞いたことのある怠け玉の効果あの時はみゆきが立ち直らせてくれたと言っていた。
「どうします?こうして問答している間にもキュアサニーはこの何倍にも増した怠け玉の中で心が死にはじめてますよ?」
ジョーカーの明らかな罠に・・・
「あかね・・・俺の為に・・・ひどい
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