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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]
第二次宇宙戦争
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今から一年前の出来事である第二次宇宙戦争。
枢軸派に新銀河鉄道管理局、宇宙惑星連盟で連盟派に旧銀河鉄道管理局、時空管理局、時間管理局。
戦力的には互角。
しかし有利と言われていたのは新銀河鉄道管理局であった。
それは宇宙惑星連盟が加担したからである。
居住惑星の97%が加盟している宇宙惑星連盟は三大管理組織からしてみれば厄介な存在であった。
この戦争は半年で終戦している。
勝者はもちろん新銀河鉄道管理局。
これによって現在の境界線がひかれたらしい。
そして戦争中にはいくつかの惑星が滅んだと言われている。
現在の新銀河鉄道管理局管理惑星は全体の半分を超えそうなペースで管理が進んでいる。
しかしその反面では広大な計画が進められていた。
名前は『銀河中央政府』と言うらしい。
この計画の発案者は新銀河鉄道管理局総司令である夏村未来大将。
そしてそのしたで新銀河鉄道管理局と時空管理局が働いているらしい。
大きな目標は全惑星を一つの世界と考える構想。
そんなのはできるはずのないことだけどね。
『銀河鉄道管理局認識番号100。直ちに停車しなさい。こちらは新銀河鉄道管理局SDF(空間鉄道警備隊)みずがめ小隊です。銀河鉄道管理局認識番号100。直ちに停車しなさい。』
なんかうんが悪い気がする。
「御客様にご連絡致します。本列車は銀河鉄道交通規則に従い緊急停車致します。」
でもなんでSDFなんて来たんだろう?
こも列車に時空管理局の局員がいるけどそれ以外は問題ないのに。
「こちらは銀河鉄道認識番号100。現在の宙域にて停車します。」
さてと、僕の仕事が増えるよね、これは。
てか宇宙空間で停車って不味くない?
「こちら銀河鉄道100。停車理由を聞きたい。応答されし。」
『みずがめ小隊です。銀河鉄道100の要件を聞く。』
良かったー。
もし応答がなかったらどうしようか迷ってけど。
「停車理由を知りたい。」
素直に教えてくれると良いけど。
『現在銀河鉄道100には時空管理局の局員が乗っているとの情報がある。それを調査したのちに身分証とデバイスをこちらに渡してもらう。』
「分かりました。ですが私たちも急いでいますので私が回収します。」
探査機だってあるし問題はないはず。
でも頑固だったらめんどくさいかも。
『分かりました。ですが地球に着きましたら直ぐに私たちのところまで持ってきてください。』
「分かりました。」
ふぅ〜。
これでひと安心。
でも今回の対応はあり得ないよね。
時空管理局員だからと言って身分証明書を預けろなんて。
僕は放送のスイッチを入れて
『乗客の皆様にお知らせします。これより乗務員が身分証の回収を行います。帰省の際に返却しますのでその点につきましてはご安心ください。なお、まもなく終点、太
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