暁 〜小説投稿サイト〜
ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第16話 亞愛とモカ
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話






























あの会話が終わった同時にだ…。

辺りが…光で包まれた…。

目を閉じていても感じる。

暖かな光だ……。

そして、その後に感じたのは!




“ひゅ〜〜〜どさっっ!!”




落下していってる感じ、そして衝撃!!!





『いててて……… ん?ここは……』

ジャックは頭を…抱えながら……辺りを見渡す。

『……ん? そう言えばこんな状況……前にもあったような。 いつだっけ?……駄目だ忘れたな。』

ジャックは自身の身体を確認した。

手を開き……そして閉じる。

今度は脚だ。

動くかどうか……確かめる。

身体機能は、どこも支障は無い。

自分の力、それも全て問題なかった。



ジャックは空を見る。



≪天≫を見上げた……。




『俺が…ここにこうしていられるのは…あの人の、……女神さまの加護、ということなのか?……ありがたく受け取らせてもらいますよ…… ……ありがとう。』

ジャックは天に向かい礼を述べた
















礼を言った後、暫く歩きその場から離れる。

周囲を視渡したが気配は無い。


『……ここは どこだ?』


その場所は見覚えがあるような無いようなもどかしさを感じていた。

そして、ある開けた場所に出る。

そこで、その場所で漸く全てを思い出した。

『あぁ……なるほどな。 見覚えがあるわけだ ここ朱染城の傍の渓谷。 あの時、不敗と一戦やったとこだ 懐かしいな……っとそうだ。 場所も分かったし 今は何年だ?』

意識を集中させ、自然系の精霊に語りかけた。



“ひゅううううぅ……”

風に手を当てて……ジャックは更に意識を集中させた。



『ん……風の精霊達……教えてくれ……』


意識を…集中……

あの時との差。

自然の成長具合。

それらを精霊を介して探る。


そして現在の暦を読み取った。

『ん…… 年… 西暦2002年か……。と言う事は、あれから 190と6年後……だな。 …それにしても、ずいぶん飛んだみたいだな……』


ジャックは考える。

覚えてるかどうかを。

アカーシャ、そしてみんな……、

だが、忘れてても仕方ない。

それだけの時間なのだから。

約二世紀。……200年だから。



『……特にアカーシャだな……。とりあえず…な。 会いに行こう…約束…だ…。 必ず会うって… 後 陽
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ