暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
一夏の不運はまだ終わらない
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んが・・・」

シャルロットはポツポつと思っていた事を語ってくれた、レオンハルト社長が一刻でも早くシャルロットに謝罪をしたくて、緊急連絡でシャルロットに連絡して土下座までして謝った事。そして将来的に母を含めた三人で仲良く暮らしたい、母はIGOの施設で治療中ということ、そして謝るように促してくれたのは一夏だという事も。一夏は、あの社長余計な事を・・・っと心の中で思っていたりする。

確かに様々な手回しをしたのは優奈なの確かだが、家族として絆を取り戻すきっかけを作ったのは一夏だと言う事。その事にシャルロットは心から感謝していた、そして、一夏に深い安心感と尊敬と感謝の念を抱いたのだ。

少しでも自分の救世主の側に居たいという心から、一夏に抱きついたりしているのだろう。が、一夏からしたら仕事の内容をこなして、間違っていると思う考えをしている父親を殴って説教をしただけっという感覚なのだ。それなのにここまで感謝されると困ってしまう。

「あ〜・・・感謝してくれるのは嬉しいんだが俺は当然の事をしたまでっていうか・・・。仕事をこなしただけっていうか・・・。あ〜・・・」

一夏はなんとかシャルロットから離れてもらおうと必死で言葉を考える。炎覇龍の一夏をここまで動揺させられるのは龍人と優奈以外では初めてだろう。

「・・・一夏・・・(ぎゅっ)」
「困ったなぁ・・・少し離れてもらって良いかな・・・?」
「嫌、このままで居たい・・・」
「(うぇぇええい・・・でも優奈姉みたいに扱う訳にも行かないし・・・あ〜どうしたら良いんだよ龍兄〜〜!!!??)」

戦闘経験、調理経験などなど様々な経験豊富な一夏だが、唯一不得意なのが女性の扱い。今まで接した事がある女性は両手で数えられるほどだ。一夏の部下には女性よりも男性が多いのも原因だが殆ど接する女性が姉である優奈であると言うのも原因だろう。

因みに龍人は呆れるほど女性の扱いが上手い。社交辞令として身につけたそうだが・・・。酷く一夏に甘えるシャルロット、問題は一夏の精神状態だろうが。とうのシャルロットはとても幸せそうだ、このままでもいい気がしてきたが

「ええっと・・・そうだ、これからシャルロットは如何するんだ?もう男として学園生活を送る必要はないんだろ?」
「もう少ししたら女として転入し直すつもりだよ。本当は僕も罰せられると思ったんだけど、優奈さんがフランス政府に手を回してくれて、僕はお母さんを人質にされて無理矢理男として転入させられたっていうシナリオになるんだって」
「なんだか如何にも優奈姉らしいわ、あの人に情報操作とか交渉とかやらせたら右に出る奴はいないからな。何時も

『交渉とかなら私に任せなさい!』っていうだけはあるな」

姉の異常染みた力を再認識した一夏は一瞬のシャルロットの隙を
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ