暁 〜小説投稿サイト〜
黒子のバスケ 無名の守護神
第二十三話 仲直り
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
木吉先輩は凄かったです。チーム全体が諦めているなかで一人だけ諦めなかったその強さ。尊敬します。」
「俺って諦め悪かったのか?」
えっ?
今ごろですか?
「水野。何て言うか、あれだ。木吉は天然なんだ。」
「やっぱりそうですか。」
でもそこら辺にいる天然よりも強烈ですね。
「そう言えばお前ってポジションSGじゃなくても良いんじゃねえか?」
そう言われると
「そうですね。」
「他に何処なら出来るんだ?」
それはもちろん
「ほぼ全てです。」
「「はっ?」」
なんか僕を見る目がひどい。
「お前は何でも出来るのに黙っていたのか?」
「そうですね。でも問題はないかと。」
「ダァホ。問題大有りだ。それなら試合運びが大きく変わるじゃねえか!」
そうかもしれないですね。
でもきにしなーい。
「今度からはポジションも考えるからな。」
「はい。領海です。」
「それは国が持つ海のことだ―。」
分かってますよ。
でもたまにはこうしないと面白くないですから。
「それじゃー。お疲れ様です。失礼しまーす。」
今日は面白い番組がやるから急がないと。


夏休み前にある三連休。
土曜日、日曜日、海の日。
この三日間は練習試合に使うらしい。
と言うわけで僕たちは徳進に練習試合に来ています。
そしてスタメンは火神、クロちゃん、降旗くんたち新人の三人。
正直勝てそうだけど負けるかもしれないメンバーである。
勝つために必要なのはクロちゃんのパスと四人の連携。
だけど失敗しそう。
しかし試合に出れないのなら僕は
「監督。少し睡眠(きゅうけい)します。」
「分かったわ。しっかり休憩しておいてね。」
何でだろう。
監督と僕とで話が噛み合っていない気がする。
僕の気のせいかな?
まあでも監督の了承も貰ったし寝ようかな。
おやすみなさーい。
zzz???
zzz???
zzz???


「・・ず・くん。みずのくん。水野くん。」
「はいっ。」
僕は辺りを見渡すと試合が終わっているのに気付いた。
「勝ちましたか?」
「うん。一様ね。」
ぼくはそのあと真っ直ぐ帰った。
また盗み聞きしたんだろうって?
ううん。
してないよ。
眠かったからね。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ