暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
開戦〜
[1/9]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
・・・魔界から上がって見た光景は・・・ぶつかりあう、赤と青の軍。

「どうして・・・!どうして戦いが始まっているのです!?」

「これは・・・まずい。下手をすると両軍が全滅しますよ」

「・・・あ、そうか。ここって下にはもうセフィロトツリーがないから・・・」
ジェイドの言葉にアニスが納得する。

「これが・・・兄さんの狙いだったんだわ・・・」

「どういうことだ?」

ルークが聞く。

「兄は外殻の人間を消滅させようとしていたわ。預言でルグニカ平野での戦争を知っていた兄なら・・・」

「シュレーの丘のツリーを無くし、戦場の両軍を崩落させる。・・・確かに効率のいい殺し方です」

「冗談じゃねぇっ!どんな理由があるのか知らねぇけど、師匠のやってることは無茶苦茶だ!」

「戦場がここなら、キムラスカの本陣はカイツールですわね。私が本陣へ行って、停戦させます!」

「エンゲープも気になります」

撫子がそう口にする。

「二手に分かれたらどうだろう。エンゲープの様子を見る班と、カイツールで停戦を呼びかける班と」

「・・・エンゲープへは私が行くべきでしょうね。マルクト軍属の人間がいないと、話が進まないでしょう」

「となると・・・」

「私はカイツールへ向かいますわ」

「僕はどちらでも構いません。ちょっと考えがあるので」

「ルーク、お前はどうする?」

ガイが聞くと・・・ルークはしばらく考える。

「カイツールだな。俺だって一応王位継承者だ。なんか役に立つんじゃねーかな」

「分かった。なら組分けは・・・」

結果、以下のように決まった。


・エンゲープ班

ジェイド、アニス、ガイ、俺、黒羽


・カイツール班

ナタリア、ルーク、ティア、愛依、撫子


「イオン様は私と一緒に来てくださいね」

「・・・そう、ですね」

「まずカイツール付近でナタリア組を降ろしましょう。その後私達はアルビオールでエンゲープへ向かいます」

「それでいい。みんな、行こう」

そして俺達はナタリア組を送り届ける。

「愛依、気をつけろよ!」

「咲こそ!」

そう交わしてアルビオールは飛び立つ。・・・本当に気をつけてくれよ・・・










































































愛依〜
アタシ達はセシル将軍を見つける。

「セシル将軍!」

「・・・お前達は先に行け!」


セシ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ