第四話 激突!ジライヤ対キュアサニー
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本日あかねは闘破の実家戸隠流武神館を訪れていた。
「!!」
「!!」
道場内で闘破と父・山地哲山が組み手を行っていた。かなり実戦的な稽古の為闘破はあっさり投げ飛ばされている。
「・・・うわ・・・あの闘破があっさり投げ飛ばされてる」
闘破と同じ戸隠流の道着に身を包んだあかねが正坐してマジマジと見ていた。
闘破の実家に招待されたあかねは闘破の一番弟子と聞きで哲山から「見るのも稽古の内だから見ていきなさい」と言われ闘破の修業を見学するのだった。
「兄ちゃんしばらく離れてから弱くなったんじゃないの?」
闘破の弟・山地学が腕を組んで辛口のコメントを繰り出す。
「そうなん?」
「それにしても兄ちゃんに教わるくらいなら父ちゃんに教わればよかったのに」
あかねを見ながら学が言う。あかねは闘破が個人的に教えている為闘破の弟子扱いのようだ。
そして
「ただ今〜あら?」
道場を訪れた闘破の妹・山地ケイがあかねに気付いた。
「あ!こんにちは!初めまして」
ケイに丁寧にあいさつするあかねだが・・・
「ん?別に初めてじゃないけど?」
「へ?」
「あ!ごめん!闘破の一番弟子よね?」
あかねの素性を知っているような素振りのケイだが慌てて言い換えたので?マークを出すあかねだった。
そして
「ふん!ふん!ふん!!」
三つの火の上で反復横跳びをしている闘破。かなり大変そうである。
「あの〜あれウチもやらんと」
「ま〜そのうち?」
「・・・・・・」
炎の上で反復横跳びする己を想像するあかね。かなり大変であろう。
第四話 激突!ジライヤ対キュアサニー
「疲れた〜」
日が暮れ始めたころあかねが一人七色ヶ丘へ帰宅していた。闘破が家の夕飯を作ってから帰るというのであかねは先に帰る事にしたのだ。
「それにしても闘破って物凄い修行してるんやな〜はぁ・・・けどあれだけやってるから強くなったんやろうな〜」
トボトボと帰っていると・・・
「果たしてあなたに耐えられますかね?」
「!?」
あかねが振り返るとジョーカーの姿が・・・
「ジョーカー・・・あ!!」
ジョーカーに人差し指を額に向けられるあかね。
「な!なんや!?」
「辛いでしょうね〜だったら逃げてしまえばいいのでは?」
「!!」
ジョーカーの指から発せられた音波にあかねの瞳から徐々に光が消えていった。
山地家
「♪〜♪〜」
実家で夕飯の用意をしている闘破。すると電話が鳴り受話器を取った。
「もしもし?」
電話の相手は日野家の大黒柱の大悟からであり次の言葉に驚
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