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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第51話:迷惑度がハンパない
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から! もしかしたら私はレイプされてたかもしれないのよ!?」

「違うよ……大人しく犯されろとは言ってない! やり方があっただろうって言ってるの! 例えば、イオ系で吹き飛ばすのではなく……ギラ系で炎の壁を造り、近付いて来れなくするとか。ヒャド系で奴等の足だけを凍らせて、身動きとれなくするとか……命を奪う事はないだろうって言ってるの」

「うぅ……だって……」
初めて見るリュカさんのまともな父親ぶり……マリーさんも俯き反省している。
何時もこのスタンスで居てくれると、旅の仲間としては助かるのだけれど……

「お前……その性格を早く直さないと、ウルフにだって捨てられるぞ!」
「にゃぁ!? ウ、ウルフは私を捨てたりしないわよ! ちょ〜ラブラブなんだからね!」
そうだろうか……新たな恋人のリューノちゃんが現れた今、面倒極まりない(マリーさん)は必要無いのではないだろうか?

「ウルフ……マリーと別れても、お前は僕の義息だからな! 何時までも家族だから気にするなよ」
きっとリュカさんは、ウルフさんとリューノちゃんの関係を知っているんだと思う。
だってウルフさんから苦笑いが取れないもの!

「す、捨てられないって言ってんだろクソ親父!」
魅惑の三角関係に気付いてないマリーさんは、それでも必死になってウルフさんとの仲を強調する。
豊満な身体を彼の腕に押しつけて。良いなぁ……

「……ちょっと、お父さんってば機嫌が悪い? どうしましたかしら?」
そりゃぁ……娘の暴虐ぶりを目の当たりにしたのだから、多少の機嫌は損ねるだろう。
でもワザワザ訪ねたって事は、普段はこの程度で機嫌が悪くならないのか?

「きっとリュカさんは、何時まで経ってもビアンカさんに合流出来ないから、ちょっとヘソを曲げてるんだよ」
「あぁ……お母さんに会えないから、ご機嫌斜めなの! 子供ねぇ……」
ビアンカさんってリュカさんの奥さんなのか……
どんな人なんだろう? 娘さんがコレだから、ちょっと怖いなぁ……

「お父さん大丈夫よ。私達をこの時代に追いやったのは、この時代の事を熟知しているヒゲメガネよ! 貴方の奥さんは100%安全で無事に暮らしているはず」
度々出てくる『ヒゲメガネ』なる人物……一体誰なんでしょう?

「そんな確証があるの?」
「100%ある! だって聞いてお父さん。確かに新たな冒険を希望したのは私だけど、連中の本心としては、お父さんを送り込みたかったんだと思うの。お父さんを送り込んで、世界中を冒険させて、そして平和にさせるのが奴等の計画よ!」

「それとビアンカが安全なのと関係があるの?」
「じゃぁ聞くけど。もしこの時代に飛ばされて、最初からお母さんと一緒に居たら……お父さんは冒険の旅に出立した?」
元の時代に戻る方法
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