暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
金銀の来訪
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「ああもうお前なんかしらねぇっての!!何度言わせるんだ小娘!!」

そう言って勢い良く携帯を操作してとある人物を着信拒否に設定する。一夏はかなりイラついているのか酷く顔が歪んで怒りがあらわになっている。その原因は

「一夏君大丈夫?まだ着てたのあの篠ノ之さんからの迷惑行為」
「ああったく、何度好い加減しろって言っても構わずやってきやがる。もう勘弁ならんから着信拒否にしてやった」
「その方が良いよ」

篠ノ之 箒からの電話、メールだった。一日に少なくとも5回は必ず掛かってきて私の知っている一夏に戻ってくれだとか、戯言をほざいて一夏の怒りを買っている。そのせいに一夏は酷い心労を抱えている。最近は夜な夜な校舎裏でサッドバックに殴りかかっているという噂も立っている。そこまでストレスがたまっているのだ。その行為のせいで箒は更に周りから敬遠され、陰口を言われ、それに怒り心頭になって暴言を吐き散らして、陰口を言った女子に木刀に殴りかかりそうになったりもしている。なぜかかりそうなのかというと、殴りかかる前に一夏が止めに入り、毎回毎回力加減をした3〜4連釘パンチを食らわせているからだ。力加減しないで釘パンチをお見舞いしたら、3連所から2連で箒の身体が砕け散るからだ。力加減した3連は、ギリギリ箒の骨が折れる寸前、身体が砕け散らないギリギリの威力。因みに箒は未だに反省室に入れられているが、停学が解かれたのに、また問題を起こして反省室送り。後数日で出られるとのこと。

一夏は疲れているのか机に突っ伏して動かなくなる。

「いっち〜大丈夫?」
「あ〜・・・のほほんさん・・・無理、ストレスでどうにかなりそう」
「肩でも揉もうか?」
「嫌大丈夫。身体の方はなんともないから・・・」

そう言って一夏は机から身体を離して身体をめいいっぱい伸ばす。すると背骨、肩、腕などといっていた骨が一斉に鳴り始める。凄い音を立てながら一夏は立ち上がる

「ふぅ・・・」

そしてそんなときに山田先生と織斑先生が教室へ入ってきた。すると生徒達はいそいそと席に戻っていく。

「ではSHRを始めます」

何時も通り麻耶は、SHRを始めたが

「今日は転校生がいます!しかも2人も!」
「「「「「えええ!!?」」」」」
「ではどうぞ!!」

麻耶がそう言うと、ドアが開き転校生が入ってきた。一人は女子、とても長い銀髪と眼帯が目に付く小柄な少女、残る1人が入ってきた時、声を上げた

「お、男?」

中性的な顔立ちで金髪を首の後ろで束ねており、どちらかと言うとスリムな体型をしている少年だった

「シャルル・デュノアです、フランスから来ました 宜しくお願いします」
「「「「「きゃあぁぁぁぁあ!!!!!」」」」」

女子の声が教室中に響く、最早爆弾
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ