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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第90話 シャルルが見たもの
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災いの天使(ディザスタエンジェル)のマスタービームさんは、本当にマヤさんのお父さん何でしょうか?確かに、マヤさんのトレードマークの大きなオレンジ色の瞳は同じでしたが・・・

ウェ「トーヤさんも思いますか?」

ト「ウェンディさんと、シャルルさんもですか?」

シャ「えぇ。・・・実は、さっき少しだけ予知が見えたのよ。」

ウェ「本当シャルル!!」

ト「いったい何が見えたんですか!!」

シャルルさんはしばらく黙っていましたが、

シャ「燃え盛る、災いの天使の飛行船が見えたの・・・」

ウェ&ト「!!!」

そ、それって、まさか・・・

ト「不死鳥の欲望(フェニックスディザイア)ですか・・・?」

シャ「そこまでは分からないわ。また何かが見えたら教えてあげる。」

シャルルさんの能力はとてもすごいんですが、実際にそれを見ているシャルルさんが可哀想です。その時、

ス「俺の今度の相手は天空の巫女と、怪物(モンスター)と、白猫か。」

振り向くと、耳に銀色にピアス、蜘蛛の巣の模様が付いた黒い服を着た・・・確か・・・スパイダーさんでしたっけ?

ス「君たちには悪いが、ここでおさらばしてもらう。」

スパイダーさんの瞳が赤く光りました。

ウェ「あなたはマスターの企みの事で何か知っていないんですか?」

ス「俺は全く知らない。知ってたとしても、お前たちには教えないが。たぶん、ファイターだけが知っていると思う。あいつがマスターを一番信頼しているからな。」

そんなに大事な事なのでしょうか?

ス「俺たちの、真の力見せてやる。」

その時、スパイダーさんの周りが光、僕たちは思わず目をつぶってしまいました。光が収まり、目を開けるとそこにはスパイダーさんはいませんでした。変わりに、巨大な蜘蛛が僕たちの目の前にいました。僕たちは呆気にとられて言葉も出ません。

ス「驚いただろう。」

シャ「く、蜘蛛がしゃべったぁ!?」

ト「も、もしかして・・・スパイダーさんですか?」

ス「そうだ。これが第2号の力だ。」

・・・やっぱり、マスタービームは、マヤさんのお父さんじゃありません!!マヤさんのお父さんが、自分の仲間にこんな酷い事をするとは思えません!!じゃあ、いったいあの人は・・・?

ス「さっさと始めるぞ!蜘蛛の毒手!(スパイダーポイズンハンド)」

毒が染み込んだ手を僕たちに振りかざします。あれに当たったら危険です!僕たちはかわします。僕は胸の前に左手を置くと、

ト「我と、心を通わせ、姿を現せ!出て来い!透明人間!死神!鬼!」

紫色の魔法陣から透明人間と死神と鬼が姿を現しました。まぁ、透明人間は僕にしか見えませんけどね。

ト「みんな、あの蜘蛛に同時攻
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