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もう1人の子供魔法先生
4話
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次の日、俺が目を覚ますと目の前には
エヴァの従者であり俺の生徒でもある"絡繰 茶々丸"が立っていた
「おはようございますカイト先生」
そして俺が目覚めたのを確認すると挨拶をしてきたので
「あぁおはよう茶々丸……今何時だ?」
俺も挨拶を返したあと今の時刻を尋ねた
「現時刻は6時32分40秒です」
すると茶々丸は秒単位で今の時刻を教えてくれたので
「おっサンキュー茶々丸、さて学校へ行くまでまだ時間あるしっと」
俺はそう言ってベッドから起き上がり
「ちょっと外で体動かしてくるわ」
茶々丸にそう言って部屋から出た
部屋を出てリビングにくるとエヴァも既に起きていて
ソファに座りながら紅茶を飲んでいた

「ん?あーそう言えば貴様を泊めていたな」
「貴様はヤメろって言ってんだろエヴァ」
朝から一応先生である俺に対してエヴァが貴様呼ばわりしてきたのでそう返すと
「言っても私のが貴様より何倍も生きているんだ問題なかろう?
それとももう一人の奴のように坊やと呼んでやろうか?」
「ネギを何と呼ぼうと全くもってどうでも良いが俺を坊や呼ばわりするんじゃねーぞ"キティ"」
「貴様その名で呼ぶなと昨日言わなかったか?」ピキッ
「言われたが俺はそれを了承した記憶はないな」
「「………………」」
「ちょっと朝の運動でもしないか?」
「奇遇だな丁度朝練しようと思ってたんだ」
エヴァと俺はそう言って家の外ではなく
家の中にある魔法球へと向かった

そして魔法球の中で10時間ぐらい戦い続け気絶という名の仮眠を取り
丸1日経ってから魔法球の外へと出た
しかし魔法球の外では1時間ほどしか経っていない
これは魔法球内と外では時間の流れが違うくて
中の1日は外での1時間でしかないのだ

っと言っても……

「マスターにカイト先生、早く出ないと遅刻しますよ?」

茶々丸に言われて時計を見ると現時刻は8時を回っていた

「くっそ!! エヴァのせいで2日目にして遅刻ギリギリじゃねーか!!」

「私だけのせいにするな!! 貴様も了承しての訓練だっただろうが!!」

俺とエヴァはそう文句を言いながらも着替えてから
急いでエヴァの家を出た

学園に着くと始業ベルの3分前で
俺は職員室に
エヴァと茶々丸は教室へと向かった

職員室に着いたけどネギの姿がなく
既にA組の教室に向かったのだろうと
俺は少し急いで教室に向かった

教室の前まで来ると『おはよーございます!』と言う声が聞こえてきて
中を覗いてみると昨日何か落ち込み気味だったネギが
今日はいつもの調子に戻っていた

そして1時間目の開始のチャイムが鳴ったので
俺はそのまま職員室へと戻った

放課後に何となく校舎の外を歩いていると
木陰の
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