暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
災難×転生者×戦闘?
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
誘拐事件から数週間が経過した。
俺は今何をしているかと言うと…………。

「さあ!吐け!何で月村に近付いた!」

とまあ、あれだ…。
木刀二本構えて凄んでいる青年に絡まれている。
いったいどうしてこうなったんだろうな?




ー回想ー

俺は今日もまた周辺探索という名目で歩き回っていた。
暫く歩いていたのだが、滅茶苦茶デカい家が目に入ったので
玄関?前で中を見てみた。

金髪少女の家もそうだったがこの辺りには金持ちが多いのだろうか?
ふと見ると木や門のアーチなど至る所に監視カメラが設置されている。
草村には罠が幾つかあるようだ。

「(侵入者対策か?物騒だねぇ…)」

粗方見終わり、探索再開してまた歩き出す。

「…(誰か見てるな…2…いや、3人か)」

取りあえず気にせずに足を進めて、いつしかの公園に到着。
途端、後ろから殺気が飛んできたので振り向いた。
そこには木刀二本構えて凄んでいる青年がいた…。

ー回想終了ー

「さあ!答えろ!」

「(んー、構えは様になっている…力量も高い方だろう。
何の話をしとるのか分からんが…)久しぶりだな宮本武蔵!」

とりあえずふざけてみた。

「なっ………!?ふざけるな!俺は恭也!高町恭也だ!
誰が宮本武蔵だ!」

武蔵…もとい恭也がキレ気味に怒鳴る。
ていうかキレてんじゃね?
沸点低いなぁ。カルシウム取れよ。
でもなぁ……

「二刀流だし……」

「コレは俺の家の流派だ!
しかもよく見ろ!小太刀だろ!」

いや、うん、初見で分かってたから。

「まあ、ソレは良いとして「流すな!」後ろの方はどなた?「何!?」」

バッと振り向く恭也だが、そこには誰もいなかった。
慌てて俺の方へと振り返るがそこには誰ももいない。
と言うよりも俺は居なくなっていた。
ふっふっふ……甘いぞ恭y…武蔵!

俺は公園から既に脱出していたのだった。
後ろからは『ちくしょーーーー!』と悔し泣きをするような声が聞こえてきたが気にしない。

何故なら逃亡した俺の目の前には黒髪で眼が青い、
今の俺の肉体年齢と同い年位の男の子が同じく
殺気には遠く及ばない怒気を出して俺を睨んでいたからだ。




side恭也

俺は今月村家で恋人の月村忍と監視モニターを見ている。
画面には家に配置されたカメラを見ている見た目3歳位の子供が居るからだ。

「カメラに気づいてる………何者だこいつ?」

「また私を狙ってきたのかしら?
でもソレにしては子供?」

となりで顎に手を添える忍がいる。

「いや、油断してはいけない、兎に角一度行ってくる」

「…………気をつけてね」

「大丈夫だ、子供に負
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ