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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第45話:色んな趣味の人が居るから構わないけど、騙すのは良くないと思う。まぁ放っておくけどね(笑)
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目立つ格好をしてるのだから、共に行動をしたとしても、俺が歌う事に文句は言わないだろう。だって文句言われても『お前の格好の方が目立つわ!』って言い返せそうじゃん!

「そんな訳で、状況を詳しく知る人物の所にマーニャさんとミネアさんが行ってます。俺達も行って話を聞きましょう!」
俺が別の事を考えていたら、何やら話が纏まったらしく、情報源のとこに伺う事になった……
めんどくせーなぁ……



大勢で行ってもアレなので、関係者(俺の家族とマーニャ・ミネア)だけで伺う事に……
ウルフの説明では、その女性はエンドールからマリー達と共にハバリアへやって来たらしく、共に行動をしてたのだが、大怪我をし瀕死状態の男を見つけ、看病の為ハバリアで生活していると言う……

その大怪我人はマーニャ・ミネアの古い知己で、ウルフも其奴の事を知っているらしい。
らしいと言うのは、ウルフの言葉を聞くと良い感情が含まれてないから……
まぁ兎も角、この偶然的な接点を頼りに、情報の収集を行おうって事みたいです。


暫く歩くと小さな平屋が見えてきた。
家の外には住人と思われる人とマーニャ・ミネアが会話をしている。
すると俺達の気配に気付いたのか、周囲を警戒する様に見回し、大きく手を振って俺達を室内へと誘導する住人……
……あれ? どっかで見た事あるな、アイツ。

「……げっ! ア、アンタはエンドールの!?」
エンドール? あぁそうだ、エンドールでアリーナが出場した武術大会に出てた男の()だ!
確か……ビビアンって言ったかな?

「やぁ、お久しぶり」
「な、何だーお前等! こ、この男の知り合いなのか!?」
「え……あ、はい……この方はマリーの父親です。リュカさん、彼女とはお知り合いなのですか?」

「ううん、違うよ」
「え、でも……彼女はリュカさんの事を知ってるみたいですよ?」
そりゃ知ってるだろう……大観衆の前でバラした張本人だから(笑)

「ううん、彼女の事は知らない。でも彼の事は知ってるんだ(笑)」
「「「「彼?」」」」
ウルフ・リューノ・マーニャ・ミネアの視線が一斉にビビアンに向けられる。

「うわぁー、お願い! 彼には秘密にしておいて!! やっと見つけた理想の恋人なの……私が元男だって事は、中のオーリンには秘密にしておいて!!」
ビビアンが俺に縋り付き涙ながらに懇願する。
見た目は100%美女だから泣かれちゃうとちょっと……

「解ったって……女の子って事にしといてやるよ」
縋る男の()の頭を撫でながら、ちょっとムラムラする気持ちを抑えつつ押しのける。
どうなっているのかオッパイの感触は本物ソックリだ。

「えぇぇ……コレが男ぉ〜?」
「匂いで判るだろ!?」
ウルフが不思議そうにビビ
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