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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第44話:世の中ピンク色ッス
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しかし全力を出し尽くした俺の暴れん坊ソードは、その感触に反応せず余韻を味わっている。
いっぱい頑張ったんだから休ませてやるのも必要だ。

だからこそ思う……
「リュカさんて(すげ)ーなぁ……」
「……どうしたの突然?」

思わず零れた俺の台詞に、頬を赤く染めたリューノが不思議そうに問いかける。
5ラウンドにも及ぶ疲労からだろうか、瞳は潤み気怠さを纏っている。
マリーもそうだが女性のこの表情は、爽やかな笑顔の次に美しい!

「いや……リュカさんて凄いと思って……」
俺は彼女を抱き上げ、自分の上に俯せで寝かせ、瞳を見詰めながら話を続ける。
なお、疲れ切っている暴れん坊ソードは、まだ反応しない。

「この状況でお父さんの何を再確認したの?」
「体力だよ……あの人の体力は桁違いだ」
俺の瞳を見詰め続けるリューノの頭を、愛おしく撫でながら呟く。

「初めてヤる訳じゃない以上、リュカさんの奥さんや愛人ズも1.2回で満足するとは思えない……俺達みたいに4.5ラウンドを堪能すると思うんだけど、あの人一晩に複数人相手にするじゃん!? 俺、今リューノに『もう一戦しよ?』って言われても、土下座して許しを請うに違いない。そう考えたら(すげ)ーなと思ってさ」

今頃2つ挟んだリュカさんの部屋では、マーニャさん・ミネアさんを相手に大立ち回りを行っているに違いない。
マーニャさんは兎も角、ミネアさんの本性が達人だと知り、お二人の相手は難易度が高いと推測出来る。
弾切れにはならないのかな? 赤い玉って本当に出るのかな?

「関心ばかりもしてられないんじゃないのウルフ。マリーと合流したら真実を話し、貴方も2人を相手にしなきゃならないのよ。あの()(マリー)の体力も凄そうじゃない」
うわぁ〜……そうだった。
マリーも結構タフレディーで、仕事で疲れている時の相手は大変なのだ。

未だ再会出来ぬ彼女を思い、大きく溜息を吐いていると……
「ふふっ……この程度でへたばってられないんじゃないのウルフ?」
と言って、俺の暴れん坊ソードに手を伸ばし、(こな)れた手付きで程良く刺激するリューノ。

うぁあぁ……や、やめて……外部刺激には反応してしまうのがソノコだから!!
「お……まだまだイケそうじゃない?」
そう言って俺の上で起き上がると、そのまま元気になってしまった暴れん坊ソードを、自身の洞窟探検に赴かせるリューノ……

先程まで俺が放出しまくった白い愛の想いが潤滑油になり、元気になっちゃったヤツを難無く出入りを可能にする。
マリーもそうだが、何で女性ってばこんなに連発しても大丈夫なの?
それともこれは父親譲り?

はっ!
よく考えたら二人ともあの絶倫野郎の娘さんだ…
互いの母親もかなりのウ
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