二十話・後編
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夢を抱き日々を生きる少女がいました。
まだ見ぬ未来を描き、見えぬ将来に希望を持っています。
少女はかつて約束をした男の子の事を思います。
彼がどこを歩いているのか。彼は約束を覚えているのか。
いつか互いの夢が叶う事を思い、見つけた光へ手が届くことを願います。
――――――――――
少女はふと声が聞こえたように思いました。
何気なく振り返った彼女に周りの人々は気に留めません。
少女は気の性だとふと微笑みます。
夢を交わした彼がきっと前へ向かってくれているのだと。
何一つ知らぬ少女はそう思いました。
理解及ばぬ相手の悲鳴も怒号も微笑みも、遠い残響の違いなど知れぬというのに。
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