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黒子のバスケ 無名の守護神
第十五話 勝利とは
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てきたよ〜。
火神。
マークついてるんでから
「火神。こっちにパス。」
しかし火神はそのまま強引にゴールを決めた。
本当に困るよ〜。
でも僕もシュートを今打つ方法がある。
だって緑間くんが僕の前にいるもだから。
「打たせないよ。」
「本当に厄介なのだよ。でもスリーだけでは無いのだよ。」
「えっ?」
緑間くんがやったのは普通に考えれば驚くことはないが、基礎的なパスとドリブルを組み込んできたのです。
僕はマークを続けながら
「珍しいじゃん。パスをもらって直ぐにシュートをしないなんて。」
「お前が苦手なことくらい知っているのだよ。お前は動きながらの守備(ディフェンス)が不得意なのだよ。」
まったく。
昔の僕ならそうだけどいまは違う。
何故なら
「苦手を克服するのは当然ですよ〜。」
と言って僕は緑間くんの手からボールを奪った。
しかもほぼセンターライン。
これなら
「そんな考えは捨てた方がいいよ。」
長距離からのシュートはループが高くて困るよ〜。
でもこれは精神を削る効果も有るみたいだから別に構わないけど。
でも以外だな〜。
高尾くんのマークが僕じゃないなんて。
やりやすいからいいけどね〜。
でもあの人はでかいね〜。
東京屈指の大型センターだよ。
火神も(一人で)頑張ってるね。
でもそろそろ限界のハズだよ〜。
しっかりと体が出来ていないのに無茶をするからこうなるんだよ。
『ピーー。第3Q終了です。』
得点差は〜。
あれ?
57対53?
結構追い付いてきたじゃん。
このままいけば勝てるかもしれないけどまだ秀徳(あっち)は諦めていない。
「辛いな〜。」
そろそろ火神が問題を起こす気がする。
なんか主将(キャプテン)たちの話を盗み聞きしているから予想できる。
「今必要なのはチームプレーじゃねぇ。俺が点を取ることだ。」
始まった〜。
こう言うのを自己中って言うんだよね。
クロちゃん。立ち上がってどうしたのかな?
あれクロちゃんが珍しく殴ろうと・・・・ってマズっ。
「ストップ。」
間に合うはずもなく殴ってしまった。
「黒子。てめぇ。」
「バスケは一人でやるものじゃあないでしょう。」
火神も怒ってるよ〜。
「勝たなきゃイミねぇだろ。」
なんか帝光中の考え方に似てきたな〜。
「一人で勝ってもイミなんかないだろ。キセキの世代倒すって言ったのに彼らと同じ考えでどうすんだ。」
クロちゃん。
マジギレしてるよ〜。
珍しいじゃん。
「あまっちょろいこと言ってんなよ。そんなん勝たなきゃただのキレイ事だろーが!!」
火神も殴ちゃったよ〜。
「じゃあ勝利ってなんですか?」
試合に勝ったと言うことじゃないの?
「試合終了したときにどんなに相手より多く点を取っていても嬉しくなけ
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