暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
十一話:今度こそ!レヌール城
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 ウサギとかねずみとか毒々しいスライムとか、ゲームでお馴染みの魔物たちを薙ぎ払いながら、レヌール城を目指します。
 薙ぎ払うという言葉が相応しいよね!
 武器的な意味で!

 いちいち毒とか受けてられないので、バブルスライムが出たときはビアンカちゃんに遠慮せず、最優先で倒します。
 キアリーは、使えますけれども。

 ビアンカちゃんのムチ捌きは、どんどん精度を増していきます。
 もうほとんど、外しません。
 ビアンカちゃん……恐ろしい子!
 でも調子に乗らずに、私の指示に従ってくれます。

 うん、そこはもう、開き直った。
 開き直って、どんどん指示は出します。
 年下ぶってる場合じゃないからね、正直!
 死ぬから!
 私じゃなくて、ビアンカちゃんが!!

 私も死ぬわけにはいかないが、ビアンカちゃんだって、死なせるなんてとんでもないですよ!!

 ブーメランだからそんなに前に出る必要は無いんですが、いざという時にビアンカちゃんを庇えないと困るので、それなりに前に出て戦います。
 防具はややヘボいが、ドーピング効果でそんなにダメージ受けないし!
 細かい傷は付くが、帰る前に、まとめて治せばいいんだよ!
 ベホイミだって、使えるもん!

 ついでに、ビアンカちゃんに呪文なんか仕込んでみます。
 レベルアップで自然に覚えられるとか、そんな都合のいい話は無かった。
 覚えようとしても、レベルが足りないと覚えられないっぽいけど。
 あと、覚えられないものはやっぱり覚えられないけど。
 メラとか、ダメだった。

 そんなシステムなので、必要なときに仲間に教えられるように、自分が覚えられないだろうものも、頑張って勉強しました!
 パパンの書斎が充実してて、助かった!
 ザオリク・フバーハ・ベホマラーあたりは、なんとか自分でも覚えたいものだが……勇者いないかもしれないし……都合良く、仲間も増えないかもしれないし。
 できれば、ベホマズンも覚えたい……!
 要、相談!

 ビアンカちゃんは、さすがメラゾーマとか使えるようになるだけあって、メラ程度はあっさり成功させます。

 ……いいなあ……()()
 いかにも、魔法!って感じよね!
 個人的に必要かって言われたら、そうでもないんだけど!
 殴ったほうが早いし!

 今、必要なのはルカナンだけど!どっちかというと!
 それもステータスでゴリ押せそうだし、そこまでビアンカちゃんのレベル上がんないかな?イベントクリアまでに。


 ……ていうか、時間が。
 若干、空が白々と明けてきたんですけど。

「……朝に、なっちゃうわね。ドーラ、今日はもう、帰りましょうか」

 ……ですよねー。

 ゲームじゃないんだから
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ