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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
怒りを買う代表候補生
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教室に戻って暫くしてから。箒が戻ってきた顔は若干青ざめながら席に着いた、そのまま授業は始まった、山田先生は教科書を見ながら授業を進めている。真面目に授業を受け、授業が終わると今度こそ荷物から食料を取り出す一夏、取り出したのはクーラーボックスに入っていた伊勢海老に63度もあるバーボンだった。一夏は片手で手を合わせるようにポーズをしてから海老を手に取った。普通なら殻を外して尾の部分を食べるのだが、一夏は殻を一切外さずにそのまま海老に齧り付いた。その様子を見た女子たちはぽかんとしていたが、一人の女子だけは別で一夏の元へと向かっていく。

「うんうめぇ!やっぱりこの海老は殻ごと食べてこそのこの味だな、少し硬いがこの歯ごたえと程よい塩気。うんいいな!」
「ちょっとよろしくて?」

明らかに相手を下に見ているように上から物言いだった。一夏はそんな言い方が気に食わなかったのか、無視してバーボンに手を伸ばす。そのまま上を向いて、口の上にバーボンのボトルを位置づける。

「ちょっと聞いていますの!?」
「ああ聞こえてるからちょっと待ってろ。間食の邪魔すんじゃねぇ」

威嚇するような声でセシリアを牽制して、一夏はバーボンのボトルの下部に手刀で真横で切るようにすると、ボトルの下部が綺麗に切れてしまいそこから酒が溢れ出し一夏の口へと落ちていく。それが口の中に入ると口を閉じて一気飲みする。

「ふぅ・・・。やっぱり酒は60度以上の物に限るな・・・。60度でも俺には弱いが・・・んで何の用だい金髪ドリルクロワッサンヘアーお嬢さん」
「「「「「プッ!!」」」」」

一夏の言葉に噴出す女子が多数。その言葉に顔を真っ赤にし、激昂するセシリア。

「なんなんですの!?そのお返事と言葉遣いは!?わたくしに話しかけられる、これだけでも途轍もなく光栄なのですから、それに相応しい態度で対応するという事が必要ではないのですか?」
「ぉおお!アーモンドキャベツうめぇえ!!」
「話を聞きなさい!!」

セシリアが何を言うが間食を止め様としない一夏、一夏にとってこんな上から目線の奴は全員的である為馴れ合う気はない。

「・・・貴方私を馬鹿にしていますの? 男でISを操縦出来ると、散々騒がれてましたから、少しくらい知的さを感じさせるかと思っていましたけど、期待外れも良い所ですわね」
「勝手にそっちが思い上がってただけだろ。っつうか言い加減黙っとけよ、イギリスに対する食材の輸出額は値上げさせるぞ」
「何様のつもりですの・・・?貴方のような駄目で無様な男になるが出来るというのですか」
「国際グルメ機構『IGONEO』第一研究開発所所長、龍神 一夏。IGONEOでは事実上のナンバー3ですが何か?」
「I、IGONEOですって!!?」

セシリアは驚きの声を上げる
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