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DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第36話:結果が全て……まぁそれもアリ!
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て頂きます。どうぞよろしくお願いします」

私は出来るだけ低姿勢に、そして娘さんとの関係を明確にして、今後の立ち位置をアピールしました。
もっと詳しい話は、会話が弾みだしたら追々するということで……
今は手堅く挨拶を!

「……何このデブ?」
リュカさんは設置されているソファーに腰掛け、右にマーニャさん・左にミネアさんを(はべ)らせた状態で私を指さします。
もう第一印象最悪です。これが大人の挨拶ですか?

「あ、あのねお父さん……その人は「悪たれ饅頭デブです!」
失礼な言葉で私の事をリューラさんに尋ねるリュカさん。
一生懸命説明をしようとする彼女の言葉を遮って、アローの馬鹿が勝手な事を言う。

「あはははは、獣少年は面白い事を言うなぁ……それで、どのくらい饅頭なんだ?」
「い、いや……饅頭の度合いは関係ないから! ってか、何でオイラが獣だって判ったの?」
おや、そう言えばそうですね……ウルフさんあたりが知らせたのなら“獣”とは言わず“狐”と言うでしょうに……

「う〜ん……まぁ目を見れば人間じゃない事は判るし、モンスターの類でもなさそうだから、獣かなって思っただけ。別に他意は無いよ」
……本当か!? 本当に目を見てアローの正体を見破ったのか!?

「あ、あのリュカさん、彼は……アローは妖狐なんですよ! 私とリューラさんがボンモール付近の森で出会った狐なんですよ」
これ以上私の悪い印象を与えない様に、慌てて経緯を簡潔に話す。

「狐かぁ……じゃぁ今の姿は化けているって事?」
「そ、そうなのよお父さん! アローは沢山の人を化かす事が出来るのよ!」
「人を化かすと言いましても、今は改心をしており私達に協力しているんですよ!」

本来なら馬鹿狐を庇う事などしたくはないのですが、一緒に旅をしてきた仲間を守る良い奴ぶりを見せる為、私は賢明にアローの事を擁護します。
そんな私の姿に、アローはビックリ仰天です。

トルネコSIDE END



(ミントス)
リュカSIDE

随分グイグイ迫るオッサンだな!?
アローと呼ばれる少年をチラッと見たが、オッサンの態度に驚いている……
ウルフの反応を横目で確認すると、困った表情で首を横に振っている。

どうやらウルフの奴が俺を使ってオッサンを脅した様だ。
まぁ“武器屋”とか“商人”とかとは昔から相性が悪かったから、それを恐れての事前脅しだろうけど……
こんな必死に怯えられると、此方としても良い気分はしない。

リューラも庇いたがっている事だし、いぢめるのは控えてやろうかなぁ……
エコナみたいな女商人だったら、俺も優しく出来るのになぁ……ベッドでは激しいけど(笑)
元気かなぁエコナ?

(たったったったったっ……バン!)
俺が
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