暁 〜小説投稿サイト〜
RPG WORLD ―ろーぷれ・わーるど―  〜復讐の少年〜
一章  出会い
食後
[1/2]

しおりを登録しました
[8]前話 [1] 最後 [2]次話
1時間ほど薪を集め、それに向かってファイアーボールを撃つ。

これから、お昼を作りだすわけですが...。

もう1時です。まぁ、仕方ないけど...僕にも非があるわけだし。

そして、目の前でレヴィアが、僕の渡した食糧から、何を作ろうか考えているらしく。食材たちと睨めっこしている。

そして決まったらしく。食材を選び出している。

じゃ、僕はちょっと周りを警戒しときますかな。ここだってフィールドなんだからいつ何が出てきてもおかしくはないし。

―☆―☆―☆―

さらに30分。

今、僕の目の前には、おにぎり二つと、野菜炒めが並んでいた。
レヴィアさんいわく、『ちょっと時間が時間だったので...』と苦笑いしていたが、僕にとってはかなり十分です。数日間何も喰わなかったときもあったから。
てかそれがなくても大丈夫だっただろううが。

「「「いただきます」」」

そして3人で合掌して食べ始める。

とりあえずおにぎりをパク、と一口食べると、

(うまっ! 具はないけどちゃんと塩の味がちゃんと全体に行きわたって...ってなんで僕はグルメリポーターみたいなことしてるんだろ...)

そして、そのままおにぎりと野菜炒めを食べていく。

そして十分後には、全員食べ終わって、水を飲みながらくつろいでいた。

―☆―☆―☆―

あのあと、とりあえず、ガードアントが出るほうへ進んでいき、3時間が経過していた。
...なぜか入口に戻ってきて。

「う〜ん。おかしいな...」

そういった瞬間、二人に怒られたことはスルーして...。
向こうも結構頭いいみたいだな...。
普通を巣穴を中心に徘徊してるわけだから、沢山出るほうが巣穴かな〜とか思ってたけど。
まさかの裏を突かれた。
まぁ、気付かなかった僕もバカだけどさ...。
そして、また歩き出す。今度は色々注意しながら。
勿論、ガードアントが沢山出る方に。

―☆―☆―☆―

さらに二時間歩き続ける。

「ソラさん、アレ!アレ!」

と、イシュラが急に僕の服の裾をつかんで引っ張りながら言う。

そしてイシュラが言っていた先には...なぜか一面が草に覆われているはずの草原に、一部だけ土がむき出しになっている。

まぁ、正確には、土が盛り上がってリングを形成しており、中央にぽっかりと大穴が開いている。

「お、アリの巣だ。ナイスイシュラ!」

そう言いながら地図にこの場所を記しておく。
意外なことに、この場所は、最短ルートで大体30程度で来れることが分かった。

「よし、じゃ、一旦帰るか」

本来なら野宿にしたかったが、やっぱり女の子に野宿させるってのもちょっとね...。

「「はい」」

まぁ、二人とも
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ