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エターナルトラベラー
第七十話【sts編その3】
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ね好意的に受け入れられている。

とは言え、影ではあんな事件を起こしたゲームを実装するとはとかなり叩かれているらしいが。

「どうします?アオさんはやりますか?」

「どうだろう…確かにあの世界(SAO)を懐かしく思うことはあるけれど…」

「私は見てみたいな」

「ソラ?」

言葉を濁した俺にソラがそうつぶやいた。

「アオが二年間過ごした世界を私も見てみたい」

「あ、わたしも」
「…私も」

ソラの答えになのはとフェイトもそう同調した。

「決まりですね」

「…しょうがないな」

そう最後にシリカがまとめ、俺はそれも良いかと、俺達はアルヴヘイム・オンラインをプレイすることになった。



数日後、ナーヴギアの後継機のアミュスフィアは、SOS団がただ今製作中のVR映画の撮影協力の為に彼らから贈られていたのですでに持っていたが、ALO(アルヴヘイム・オンライン)のパッケージは持っていないので、母さんの分も含めて全員分購入する。

その日の夜、夕食を済ませた後、皆で初ログインの準備をしている。

「種族はどうするの?」

ソラがインストールを待っている最中に俺に問いかけた。

「俺はデータのコンバートをするから、…必然的に猫妖精族(ケットシー)かな」

「え?なんで?」

なのはの疑問。

「SAOの時にモンスターテイムが出来たんだけど、モンスター使役に一番相性がいいのは猫妖精族(ケットシー)だからね。シリカもテイムに成功して相棒が居たからきっと猫妖精族(ケットシー)だと思うよ」

それに猫にはシンパシーがあるしねぇ。

「そうなんだ。だったらわたしも猫妖精族(ケットシー)にするね」

「あ、私も」
「…私も」

「じゃあお母さんも」

ええ!?一種族で決定?

普通バラけない?能力的に。

まあ他種族のPK推奨な所は変わっていないようだから一種族で組むメリットとデメリットを考えると…

まあいいか。

「容姿はランダムで生成されるらしいから、皆がどんな姿になるか向こう(ALO)で楽しみにしているよ」

そう言って俺は一足先にALOへとログインした。


ケットシー領 首都フリーリア

転送された俺は、まず体をひねったりして久しぶりのVRの感覚を思い出す。

うん、猫耳と尻尾がある他は特に異常はないかな。

「なうっ!」

色々体を動かしていた俺の足元で自分を構えと言う抗議の声が聞こえた。

「クゥ、久しぶり。元気だった?は変かな…」

「なーう」

その羽で飛び上がり、もはや定位置になっていた俺の肩へととまるクゥ。

人差し指を振り下ろし、ステータスウィンドウを開くと、以前習得したスキルはそ
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