暁 〜小説投稿サイト〜
蒼天に掲げて
三話
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も少しは動き回れるわけだ)

『ええ、それに成長と共に持久力も伸びるから、これから大分楽になるわ』

(中々良いチョイスだな、次は?)

『次はね……一応、一応心配だから病気や毒なんかの抵抗力も上げておいたわ』

(ああ、そっちの方が重要だな)

『ありがたいと思いなさいよ。ちゃんと考えたんだからね!』

(分かってるって。で、最後は?)

『最後はね、すごいのを一つ用意したわ。貴方が持ったモノの重さを耐える、耐久力といえばいいのかしらね。これはその重いモノをもった時だけになるけど、貴方の素の状態より五倍重さに耐えることができるわ』

(簡単にいえば重い物でも持てるってことか。でもなんでこれだけ永続じゃないんだ?)

『それは簡単な話よ。持久力は二倍だけど、耐久力は五倍でしょ。その違いよ』

(ああ、それはそうだな。でもそれなら耐久も二倍で良かったんじゃないか?)

『一応それもできたけれど、私はこっちのほうがいいと思ったからこっちにしたの』

(そうか、ならいい)

『ああ、あと耐久力、持久力どちらもだけど強くなったからって過信しないでね、ちゃんと鍛えないと効果は発揮しないんだから』

(分かった。それだけあればなんとかなりそうだ)

『私だから三つも強化できたのよ? これでダメだったら笑いものよ?』

(これだけもらえれば大丈夫だ。絶対生き残ってやるさ)

『生き残るだけじゃなくて強くなってもらわないとダメなのよ』

(分かってるよ、色々ありがとな照姫)

『べべ別に貴方のためじゃないわよ! 私が好きでしたんだから!』

(分かった分かった)

『うー、絶対分かってないじゃない! 柏也なんか野良犬にでも噛まれちゃえばいいのよ!』

 そんな捨て台詞を残して去っていった照姫。

 俺はそれを笑顔で見送ってから、これからの考えを纏めることにした。


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