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バカとテストと召喚獣ing
8限目 本音と心配
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優子「代表?」

明久「霧島さん?どうしたの?」

霧島「雄二が大人しくしてくれないからロープを使おうかと」
霧島さんは雄二と同じなんだね
優子「それより、あのこと詳しく教えてくれないかしら」

工藤「そうだね、教えてよ吉井君」

明久「あの話って?」

工藤「転校のことだよ」




明久「詳しくって言っても、今月末にお母さんたちのところに行かなくちゃいけなくなった」

工藤「吉井君は?」

霧島「・・・最近寂しそうな目をしてる」


明久「正直嫌だけど、決まった事だから。しょうがないよ」

工藤「何で皆に言わないの?」

明久「言えないよ」

木下姉「何でかしら?」

明久「皆は人の苦労をしょいこんで、自分の事のように心配して泣くお人よしに言えないよ・・・・」

明久「でも、このまま隠し通せる自信もない。本当は全部話して楽になりたいんだ」
 まぎれもないこれがずっと思ってきた明久の本当の気持ちである
3人「「「吉井・・・・」」」
 さすがの三人も何もいえなかった
明久「それより、霧島さん」

霧島「何、吉井」

明久「部屋の鍵貸してくれない?」

霧島「わかった」

明久「ありがとう、霧島さん」


霧島「いつ行くの?」

明久「木曜日の午後の飛行機」

工藤「何も言わないで行くつもり?」

明久「鉄人に頼んであるから大丈夫」

工藤「会わないの?」

明久「駄目だよ」

工藤「未練ないの?」

明久「あるよ、だから試召戦争するんじゃん」

ギーーー

ムッツリーニ「・・・・・どういうことだ明久」

明久「ムッツリーニ!!」
 何とムッツリーニに聞かれてしまった
ムッツリーニ「詳しく説明しろ」

明久「悪いムッツリーニ・・・・」バチバチバチッ

ムッツリーニ「グワッ・・・・」
 明久はスタンガンでムッツリーニを気絶させた
明久「ごめんね。ムッツリーニ。皆に知られる訳にはいかなんだ」
 明久はどうしてもFクラスの皆には言うつもりはないらしい
明久「お願いだから言わないでね、お休み」

優子「ちょ、ちょっと」
さすがにそれ以上言えなっか。あまりにも大きいものを明久は背負い込んでたのだから


明久(何があってもばれるわけにはいかない。どれだけ憎まれても)

ガチャッ
明久「やばい、もう限界だ。寝よ」
 明久は二人がいるのを知らずに二人の間に倒れこんで寝てしまった・・・・・
 そしてそのまま朝を迎えた・・・









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