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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Reincarnation
強さとは?
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 ナルトシティへ向かい始めて一定時間後のこと。エメラルド海岸、先程自己紹介した場所から北方向に歩いて行き《養老の森》へ。養老の森とはポートタウンとナルトシティの間にある森で、西東に長く連なっている。それとこの森には不思議のダンジョンになっている影響で迷ったり、強い者が敵意むき出しで現れたり、迷子になったりして、救助隊に助けて欲しいと依頼要請が多発しているらしい。なぜなら最近不思議のダンジョン化してしまった為に情報がまだ届いていなかったからである。ちなみにもう話が広がって当初より八割も減っており、当然モルクとレイエルも今から行くところは不思議のダンジョンだということは知っており、しかも戦闘は慣れていた。
でも今の言葉で ん? と思った方がいるだろう。じゃあ戦えない者はどうするかと。それはちゃんと安全に行く方法がしっかりと取られており、ダンジョンには必ず入り口があってそこには人口的に分かれ道が作ってある。一つはいうまでもなくダンジョンの入り口で、もう一つが不思議のダンジョンを迂回するルートである。なのでこちらを通れば安全にナルトシティに行けるという事である。

そして今回からはその分かれ道から話は始まる・・・。


「ふぅー・・・ここが噂の分かれ道だね。看板にも・・・って、矢印しかない」
「しかもコレ・・・私は信用まったく出来ないんだけど。ほら、なんか風でカタカタ動いてるし・・・」
「風で反転したとしたらアウトですね・・・」
三人は看板を見て本気で悩んだ。なぜならモルクが言った通り、突貫工事で木を矢印っぽくした物を地面に突き刺してあるだけなのだから。そうなると選択肢は1/2・・・どちらかが安全で、どちらかが危険なダンジョンかという、大げさにいうと生死を分ける選択・・・。
「ど、どうするモルク・・・?」
「ボ、ボクに聞かないでよ!! こういうの苦手だし、看板があるとしか聞いてなんだから・・・」
「あはは・・・それ私も同じだしー・・・じゃあ矢印が差してない方に行きましょ。なんかあってもそこまで敵意むき出しは無いでしょ。 それになんかあったら私の"サイコキネシス"で遠くに吹っ飛ばしてやるんだからっ!!あっ、当然アーシアちゃん優先で守るからモルクは守れる時に守るわね」
「うん・・・頼り甲斐あるよ・・・・・・。あっ、そういえばアーシアってなんか技使えるの?」
「えっ?えーとー・・・」
モルクに聞かれて考えてみるものの、まず前提にどうすれば技が発動するかも知らないし、何が使えるかも知らない。使えるとしたら・・・
「たぶん"体当たり"かなっと思いますです」
「体当たりね・・・確かに基本技だからそれなら大丈夫のはずだけどー・・・まぁ、使わないようにカバーするわね」
「ボクも得意の電撃でフォローするよっ!! じゃあ何かあ
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