暁 〜小説投稿サイト〜
ロボティックス・ワールド-Robots of underground facilities-
1.定期連絡
地上と連絡する一体

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《定期連絡だよ》



「あれ?
 返信が来ないな…」

「いつもこの時間に定期連絡するのに…」

「…
 管理施設に連絡してみるか」



《定期連絡の時間を過ぎても返信がありません
 何かありましたか?》



「…
 こっちもか?」

「仕方ない、地上に出てみるか」

俺の名前はヒボトス
今地上に行くためのエレベーターに向かってる

地上に行くためにはこのエレベーターしかなく
他に地上に行く方法はないんだ

…着いた
俺がさっきまでいた管理室からはそう遠くない位置にある

ボタンを押す

…が反応がない

「おかしいな、エレベーターが来ない…
 もしかして電力が来てないのか?」

そんなはずない
が、事実だ

「仕方ない、下の制御フロアまで行ってこれ供給させるか」

「でもその前に部屋で準備するか」



この下は居住フロアがある
俺の部屋もそこにある

部屋の中は至って普通だ
たぶん人間と変わらない

ベットもあるけど滅多に使わない
必要性も見当たらない

そんな独り言を考えながら階段を下りて行った
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