暁 〜小説投稿サイト〜
DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第19話:我が家流、商魂魂撃破方!
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
しで(笑)

「ま、待ってくれ……お、俺はそんなつもりじゃ……ゆ、許してくれ!!」
「許すも何も……俺達は今なおキサマに貴重な時間を奪われ続けてるんだ! キサマはどの様に始末を着けてくれるんだ!?」

俺は言外に『命が惜しかったら金払え!』って含め言い放つ。
直接言ったら単なる恐喝になっちゃうからね。
その辺は気を付けるようにと師匠からアドバイスされてるんだ!
リュカさん素敵です。

「わ、分かった! は、払うよ……100ゴールドを払いますよ!」
泣きながら財布を取り出し、一番手近なホフマンに100ゴールドを手渡す男……
しかし……この程度で終わらないのがリュカ式 商魂(しょうこん)(だましい)撃滅(げきめつ)作戦。

「馬鹿かお前は!?」
ここでは怒りを露わに声を裏返させて言い切るのがポイント。
「俺達は6人居るんだぞ……先ほど俺が言った料金は、1人の時間を奪った代金だ! お前はそんな計算も出来ないのか!?」
後出し料金、待ったなし!

手に持っている剣を地面に突き刺し、金属音を響かせて追加料金を平然と突き出す。
目の前の武力的恐怖に加え、常識の通じないキチガイを相手にしている恐怖で反論を奪うのだ。
世の中、どんな奴が非常識なのかは見た目では判断付かない……
奴は今後二度と、同じ勧誘行為はしないだろう。

それを考えると、リュカさんはこの町に立ち寄ってはいないのだろう。
本家本元が立ち寄っていたのなら、この男だけでなく誰もが似た様な行為を行っているハズ無いからね。
真似てる俺などよりも遙かに理不尽なお人だからね!

「わ、分かった……600ゴールドだな! ほ、ほら」
合計600ゴールドをホフマンに渡し、これ以上課金されては堪らないとがかりに、脱兎の如く逃げて行く自称無料観光案内人。
リューノ以外の全員が、鼻白んで俺の事を眺めてる……

「流石ねウルフ。お父さんの弟子だけはある……一瞬だけどお父さんが居るのかと思っちゃたわ?」
意味ありげな口調で抱き付き、俺の行為を賞賛するリューノ……
昨晩の事が無ければ『俺に惚れるなよ☆』って彼女にセクハラしたのだけど……今は出来ません!

ウルフSIDE END




[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ