暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
無印編!
にぱー☆
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あの後俺は手紙に書かれていたことを信じ、俺は創作した歌の歌詞を紙に写していった。
そしてその紙を持ち、俺と美愛はクロノの待つ部屋へと向かった。

「ちわーっす、三河屋でーす」
「その妹でーっす♪」
「入ってそうそうネタはやめてくれないか!?」

・・・クロノ、ツッコミに切れがないぞ?しっかり睡眠は取らないと。

「一体誰のせいだと・・・と、そんなことよりも陽龍、急に倒れたから驚いたぞ。もう大丈夫なのか?」

あ、心配してくれてたんだ


「んー、アレは俺の持病。でもってメンド・・・じゃないや。えっと・・・時間がないからその話はまたいつか。そんなことより、俺から話があるんだ」

俺はさっきまでの気の抜けた表情から一転、真剣な顔をする。
そんな俺にクロノもリンディさんも真剣な表情になり、真面目に話を聞こうとしてくれる。

「とりあえず、この紙見てくれる?」

そう言って俺は紙を出す。

「? なんだ、これ」

クロノがよく分からずに俺に聞いてくる。
・・・ヤバイ。こんなやつ見ると、無性に弄りたくなる。「え、それ?ネットでもうわぁ、これは流石に・・・とか言われてるBL本だけど」とか言いたくなる・・・!
でも我慢!流石にこのタイミングでは言えない!

「僕を満たしてくれる少女。でも、その少女はヒトではなかった。それを知った少女は、ヒトとしての何かを失った。少女をヒトでないものにした人はただ、大切な人に戻ってきて欲しいが故に壊れてしまっただけだった。だから僕は、その人たちの望んだ未来を作った。彼女を壊してしまう原因になったヒトを、人として生まれ変わらせたのだ。そして彼女は望んだ未来の末、静かに息を引き取った・・・さてさて、これ聞いてなーんか気づくこと、ない?」
「人ではない少女・・・これ・・・って、フェイト・テスタロッサか?」
「あ、クロノ当たり。で、僕が俺で、大切な人がプレシア。ここまで言えば気づくよな?これ、今起こってることを表している、ちょっとした未来予知・・・みたいなやつなんだよ」

俺がそう言うとクロノが詰め寄ってきてこれ、どこに書いてあった!と騒ぎ出した。
み、耳が痛い・・・。

「クロノ落ち着けー。これはどこにも書いてないよ」
「でも、現にここに・・・!」
「これ、俺が昔作った曲なんだよ。で、目が覚めてからちょっと時間かけ解読?した結果、プレシアは娘、アリシア・テスタロッサを生き返らせたいが為に壊れただけ。そして俺はアイツ等が望む未来を創ることができる」

俺の言葉にクロノとリンディさんが驚いた顔をするが、ま、陽龍だからしょうがないか、って感じで納得している。
・・・なんかさ、どんどん俺の扱いがひどくなってる気がする。

「ま、俺のことはここまでにして、ぱっぱとプレシ
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