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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第17箱 「りゅうくんっ!僕も負けないからねっ!」
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更に嬉しそうな顔をする。

「そっか!あははは!そうだよね! めだかちゃん がっかりしちゃうからね♪」

笑いながら……そう言った。

「がっかり…… だけじゃなくて 怒られそうだよ……」

はぁ……っとため息をしながら呟いた。

「………ほんとに大丈夫?りゅうくん……………」

ため息を出しているのはしょっちゅうなんだけど…

今日はちょっと心配モードになってるみたい……




「瞳先生が【良く効く瞳印のサロンパス】をはってくれてるし…。 明日にはきっとよくなってるんじゃないかな? だから心配しないでね!…ね?」



ぐっと腕に力を入れる、

すると、善吉は…



「………うん!」



先ほどよりも明るい笑顔で頷いた。

んで…なにやら取り出し……

「りゅうくん!」

そう言ってそれを差し出した。

「ん??何………? トランプ?」

差し出されたのはトランプ。

プレゼント?…… なわけないか。

遊ぶんだね。

って思ってたけど、それも間違いでした。

「僕トランプ強くなりたい! 教えて!!」

そう言った………

「え?」

ちょっと 戸惑ってしまった。

でも、翌々考えると当然なのかも知れない、

まだ小さいとは言っても、連敗に次ぐ連敗じゃあちょっと悔しいんだろう……

でも、トランプを強くする方法……


ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜。


僕の場合は、直感力とポーカーフェイス・後は定石やらなにやらだから……善吉君には厳しいかもね…

今はこの姿だけど、僕……100歳超えてるんだよね… まぁ 精神年齢は10代後半くらいだと思うけど、

でも。折角の善吉君の頼みだし!

「いよっし! 僕と練習をしよう! 僕が考えてる事を教えるよ!」

そう言ってトランプ・ゲームを開始した。




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「うう…………」

悔しそうにしている善吉君がいます……

「ほら!元気出して! きっとできるようになるよ!」

とりあえず、フォローは入れているけど………

って言うか…… 僕たちの年代の子に、確立やら記憶力やらを言っても そう易々とできるわけないんだよね…

とりあえず 練習していたのは真剣衰弱とババ抜き!!

……記憶力と直感がモノを言うゲームです。

めだかちゃんの記憶力はハンパないので、あまり参考になりません。

そして劉一の記憶力も参考になりません。

同い歳であって、ちがうのだから。




「あれ
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