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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
第三十一章 貴方は何でも知ってるよな
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ティアナ。お前は、チームのリーダーという事を自覚しろ。ハッキリ言って指揮官としての才能があるよ。幻術と射撃はまだまだ教えることはあるけどそれは、伸びしろがあるって事だ。それに、実戦で通用するレベルになってるよ」
「あ、ありがとうございます」

褒められた。
飴と鞭の使い分けが巧い。

「近接戦闘も様になってきたし、知ってるか? 俺は結構本気出してお前達を相手にしてるんだよ」

そろそろ5人を捌くのが厳しくなってきたなぁと言われた。
嬉しい半面、どれだけ強いのよこの人。
スバルとギンガさんコンビの近接戦闘を捌くし、私の射撃も警戒しつつ対応されるし、エリオの突進力も躱すし、キャロのフリードリヒと補助系魔法もあるのにまだ倒せない。
一体どれだけの経験があるのよ。

「どんな状況でも負けないんですね」

皮肉だ。

「負ける時は負けるさ。まだティアナ達に負けないだけで、その内負けちゃうかもなぁ」

嘘ね。
ミウラさんが負ける所なんて想像できない。
隊長格全員を相手にして戦っても負けないんじゃないかしら。



「スバルはギンガに頼りがちだ。姉に甘えるのはそろそろ卒業しろ」
「はい」

どきりとした。
やっぱり、見抜かれている。
心のどこかで頼ってしまっているんだろう。

「コンビネーションは姉妹だけあってほぼ完璧だけど、他の奴らとも合わせろ。じゃないと、いつまで経ってもギンガに依存する事になるぞ」

厳しい。

「はい。努力します」
「ダメだな。ギンガを外してしばらく訓練しろ。ギンガは個人技を磨いたほうがチームのためになる」

ここまで厳しいのは初めてだと思う。

「で、でも」
「でもじゃない。もしもの話だが、ギンガが人質に取られる、または、敵との戦闘行為によって瀕死状態になった場合お前は冷静でいられるのか?」
「……」

無理だ。
そう思う。
ギン姉も同じ思いだろう。
反論しないのがいい証拠だ。
悔しさから、私は言う。

「ミウラさんは、もしなのはさんが人質に取られる、または、敵との戦闘行為によって瀕死状態になった場合冷静でいられるんですか?」
「ああ、事と次第ではなのはを見捨てて犯人確保を優先する」

冷酷に、そして冷徹に言った。

「そんな……」
「そうならないように訓練している。分かるな?」

分かる。
けども、気持ちとしては理解したくなかった。

「仮にそういう状況になった時に冷静でいないともっと状況は悪くなる。だから、頭は冷静に。心は熱く、だ。スバルの気持ちはわかる。けど、これは大切な事だから覚えておきなさい」
「はい」



「エリオはここぞという時に少し焦る癖がある。もう少し冷静になるんだ。よくフェイトに教えてもら
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