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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第4話 三大冥王
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『あ……んん……。そうだな。でも聞いたら最後一生後悔する事もあるんだよ?』



とりあえず、ジャックは意味深……っと言うより恰好つけてみて言ってみた!


だけど……。



「ふふ……あなたの性格ならそう言うってわかってたわよ!……癖(・)が出てるからね。顔に♪」

アカーシャは、手を顔に当てながら笑う。



(ええ!嘘っ!なんで??)



そんなアカーシャの指摘を受けたジャックは慌てて、顔をピチピチ叩く!

その仕草、あからさまな仕草を見たアカーシャは1ランク上の笑顔を作って。


「ほぉらね? 動揺したっ♪」


楽しそうに笑っていた。


『うぅ……。』

(はぁ…… 敵わないな……この人には……。)



会ってそれほど経ったわけじゃない。

でもジャックはしみじみそう思うのだった。

何よりアカーシャの笑顔に虜にされてしまったのかもしれない。


その妙に、真がしっかりしてると思ったら……。

ちょっと とぼけてみたり……。

その上で鋭かったり……。

何より、アカーシャはすごく素敵な笑顔なんだ。






「話は戻すが、ワシもお前のことには興味があるのぉ。あの術にしても見たことが無いものじゃったし。」


後ろにいた東方不敗も俺に詰め寄ってきた。



「ねー?でしょう? ほらぁ……一緒に戦うもの同士……ここで隠し事はいけないんだと思うんだよねぇ〜!」


アカーシャもさらに詰め寄ってくる。


(……尋問だ。)


3人にいつの間にか詰め寄られていた。




うん……

それに流石に、三人同時撃破は無理!

あの東方不敗との一戦…

彼は負けだ!と言っていたが…実をいうと、自分自身の負荷もかなりかかっていた。

まだ慣れてない力というのもあるのだろう…

自然の力…確かに圧倒的だが、その力の原動力は、おそらくは、妖力からなのだろう。

つまりは、妖気が…切れたら…実体となる。直撃もする…。

…つまり、結構練習したり、鍛えたりは必要ということだ。

冥王×3では、あっという間に力が尽きるだろう…

と言うか、何よりアカーシャには攻撃できない。





―――女性を殴るなんて……最低……だからな。



少し、ジャックは昔を思い出してしまっていた。






『はぁー わかった 負けたよ……。』


頭をかきながら話す。

勘弁してほしいと思う。この空気・

それにしても……。


『まったく まるで獰猛な猛獣に囲まれた気分だよ。逃げ場無いし。』

ジャックが3人にそう言って
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